猫の保険の補償内容で外せないポイントと注意点

1.猫の保険の補償内容で絶対に外せないポイント


まずは、猫の保険の補償内容で絶対に見落としてはいけないポイントを4つご紹介しましょう。


補償範囲・割合の確認


補償内容の中でも肝となるのが、補償範囲と補償割合です。


ここでは、「通院+入院+手術」や「入院・手術のみ」などが補償範囲で、治療にかかった費用の何%が保険金として支払われるかを示す数字を補償割合として説明していきます。 保険でカバーする範囲や割合が大きいと安心感がありますが、その分保険料の負担が大きくなる傾向にあります。


そのため、保険の考え方によって適切な保険内容を精査する必要があります。


支払限度額を把握しておく


加入を検討している保険の支払限度額も確認が必要です。


保険期間中の支払限度額に加え、支払限度額内であれば1日当たりの限度額・利用回数は設定していない保険と、1日あたりの利用限度額・年間の利用回数を設定している保険があります。


愛猫の健康状態などを鑑みて慎重にタイプを決めることをおすすめします。


免責金額(自己負担額)の有無


免責金額(自己負担額)とは、その金額までは自己負担で支払わなければいけない金額のことです。


例えば、免責金額が1回1万円の場合、通院でかかった金額が4千円だと、その4千円は自費で負担することになります。


免責金額が設定されているペット保険は、保険料が安くなっていることが多いですが、保険料の安さだけで選ばないように気を付けましょう。


猫がかかりやすい傷病がカバーされているか


猫に発症率が高い傷病が補償されているかを事前に確認しておくと、加入後に発生した医療費が補償対象外だったというトラブルを未然に防ぐことができます。


ほとんどの保険会社が、皮膚炎や外耳炎、下痢、胃腸炎といった猫のかかりやすい代表的な病気をカバーしていますが、やはり会社によって多少の差異はあるため、約款や重要事項説明書などには目を通しておきましょう。


ただし、加入前に皮膚炎などにかかってしまうと、その病気は補償の対象外となってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

2.猫の保険の補償内容で注意すべき点


続けて、補償内容で注意すべき点も押さえておきましょう。


慢性疾患への対応


高齢化に伴い、慢性の疾患を患うことが起こり始めます。


慢性の疾患には、腎不全や、甲状腺機能亢進症・糖尿病などの代謝性疾患などがあり、完治することなく治療が続く病気のことです。


また、猫伝染性腹膜炎やエイズは慢性疾患ではなくウィルス感染症であり、感染経路や感染の有無も症状を発症しないとわかりません。ワクチン自体は国内外で開発されていますが、確実に防ぐことのできる有効なワクチンは現在存在しません。


年齢による保険料の違い


猫が加入するペット保険は一般的に1年更新型が多く、年齢が上がると保険料が高くなるという特徴があります。


中には、加入時から保険料が変わらないプランもありますが、一定の年齢になるとシニアコースなどに自動的に移行し、保険料が高くなってしまうのが一般的です。


猫の平均寿命はプレミアムフードやヒューマングレードの普及、医療の充実などもあって、以前より長くなっています。一般社団法人ペットフード協会の「平成30年 全国犬猫飼育実態調査」によると、2018年の猫全体の平均寿命は15.32歳、家猫に限っては15.97歳と長寿命化しています。


以上のことから、ペットの高齢化によって金銭的な負担も大きくなることを念頭に入れておく必要があります。


更新可能年齢を把握する


更新可能年齢にも注意が必要です。更新可能年齢とは、そのペット保険を更新できる上限の年齢を指します。上限がない保険であれば、一生涯その保険に加入し続けることが可能です。


しかし、年齢制限があるものでは、更新年齢を超えるとその保険の継続ができなくなってしまいます。保険が必要な場合は、新規加入できるものを探すことになりますが、その新規加入年齢にも制限があり、多くの保険では8~12歳の間となっています。


生涯同じ保険を利用する考えならば補償内容の中でも、年齢に関する項目は特に注意すべきポイントとなります。

 

3.付帯サービスでさらに充実


メインとなる補償内容が愛猫にとって適したものであることが最も重要ですが、多くの保険会社がオプションなどで付帯サービスを提供しています。


例えば、愛猫のことをいつでも電話相談できるサービスや優待サービスが受けられるサービスなどが挙げられます。


補償内容と合わせて付帯サービスも確認してみましょう。

 

4.まとめ


今回は、猫の保険の補償内容で外せないポイントと注意点についてご紹介しました。


補償範囲や自己負担額、猫の年齢制限など、確認すべき項目は多いかもしれませんが、確認した分、保険選びで失敗するリスクを減らすことができます。


また、多くの保険会社で提供している付帯サービスを活用することで、さらに充実させることができます。


愛猫と長く幸せに過ごすために、各社のペット保険の補償内容はしっかり確認するようにしましょう。