◆猫から人へのウィルス感染

 パスツレラ症とはパスツレラ菌の感染により、30分~2日で皮膚症状、呼吸器症状の出る病気です。保有率は非常に高く、犬の約75%、猫の約100%が口腔内常在菌として保有していますが、今までこの感染症の存在は、ほとんど知られていませんでした。
子猫の甘噛みだから大丈夫!なんて侮ってはいけません。
猫の口内には、人間へと感染してしまう「パスツレラ菌」が潜んでいます。
その確率も、人獣共通感染症の中でも非常に高いですね。
低免疫状態からの日和見感染傾向があるらしく、
糖尿病、アルコール性肝障害の罹患者は重症化しやすいようです。

確かに発症率は低いとされていますが、だからと言って油断はできません。
もし、あなたのお宅に免疫力の低い赤ちゃんや幼児が居た場合、
知らないうちに感染してしまう可能性もあるんです!

◆猫の「やめて!」サイン

ペットとは言え、あくまで肉食動物。
攻撃性の高さはもちろん、身を守るための本能を兼ね備えています。
盲導犬や介助犬のように、何があっても人間に歯向かわないようしつける訓練は、
不向きだと言わざるを得ません。

そんな猫の噛み癖に悩んでいるなら、猫の「やめて!」というサインを読み取ってあげましょう。
上記以外にも、

・飼い主の腕の中から出たがる素振りをする
・抱っこしている時に後ろ足でお腹を押してくる

こんな時は、「もうやめて!」という意思表示!
しつこく続けていると、反撃されてしまいます。

◆対処法①:無視する

噛み癖を直すためには「噛んだら遊んでもらえなくなる」ということをしっかり覚えてもらうしかありません。
ついさっきまで楽しそうに遊んでいたのに、いきなり噛まれた!なんて体験ありますよね。
これは、遊びがエスカレートして狩猟本能に切り替わってしまうからなんです。

そんな時は、すぐさま遊びを中断して席を立ちましょう。
別の部屋へ移動して、お留守番気分を味わわせるのも効果的!
噛む=楽しい事が終わる・・と印象付けられれば、こっちのモノです。

ちなみに、しつけに最適な期間は生後2週間~7週間と言われいます。
できるだけ子猫のうちから始めて、習慣づけてあげましょう。

◆対処法②:一人遊びを覚えさせる

噛み癖をつけさせないためには、ひとり遊びを教えることも大切です。
一人遊びが得意と言われる猫ですが、どんな猫にも通用するとは限りません。
まるで犬のように飼い主の帰りを待っていたり、帰宅するなり「遊んで!」とおねだりする猫だって多いんです。

そんな場合は、一人遊びを覚えてもらいましょう。
留守番が多いからと言って構いすぎると、主従のバランスが逆転してしまいます。
飼い主が寝ていようが疲れていようがお構いなし!
噛んだり引っ掻いたりしてでも、気を引こうと向かってきます。

一人でも楽しい時間が過ごせるように、おもちゃを用意してあげるなどの工夫が必要です。

◆対処法③:手や指で遊ばない

猫の噛み癖の原因の多くが、子猫の時に直に手で遊んできたことによる「人の手=遊ぶ道具」という認識によるものです。
愛猫に噛まれた経験のある人には、共通点が見受けられます。
可愛いからといって、手や指で子猫と遊んでいませんか?

もちろん、子猫を撫でたり喉やお腹をさするという温もりを与える行為は、飼い主さんの重要な役目です。
ですが、いつの間にか「スキンシップ」から「遊び」へと切り替わってしまうケースも少なくありません。
猫にとっては、飼い主の手はオモチャだとインプットされてしまうんです。

スキンシップは手で、遊ぶ時はオモチャを使うのが鉄則ですよ。

◆対処法④:じらさない

猫ちゃんが上手く猫じゃらしやオモチャをハンティングできず、
恥ずかしくなった時などにそれを誤魔化すために足に絡み付いてきたり、
噛み付かれた際に人間が「キャー」等と悲鳴をあげるのを見て楽しんでいる事がほとんどです。
必死に猫じゃらしを追いかける猫は可愛いですよね。
だからと言って、じらし過ぎるのは考え物。
たまには成功させてあげないと、ストレスが爆発してしまいます。
オモチャで遊んであげる時は、程よく満足感を味わわせてあげましょう。