猫の保険は必要?条件や手続きの流れ、加入時に気になる点を解説

愛猫を保険に入れたいけれど、細かい加入条件や手続きの方法がよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。今回は、猫の保険に入る条件や手続きの流れ、加入が難しい病気をご紹介します。
保険加入の際に多い質問にも回答していますので、愛猫の保険を検討する際の参考にしてください。

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猫の保険の加入条件

猫の保険に入る条件は、保険会社により多少の差はありますが、おおむね共通する条件として以下4点が挙げられます。

  • 健康体である
  • 年齢制限の範囲内である
  • 家庭で愛玩用(ペット)として飼育している
  • 各保険会社が定めている特定の傷病の既往歴がない

これらのうち、特に気を付けるべきことは、健康状態を正しく申告することです。もし、健康状態を正しく申告しなかった場合、保険金が受け取れなくなる場合もあるため、不安な場合は獣医師に相談しましょう。
一般的に、保険加入の数ヶ月以内にケガや病気で受診している場合は、病歴とみなされ加入できない事がほとんどです。また、持病があり投薬を受けている、経過観察中なども加入できないケースが一般的です。
完治後に保険会社が指定する期間が無事経過すれば、保険の加入が可能になります。過去の傷病は各社が告知対象と定めている病気・ケガに該当しない場合は、告知する必要はありません。
告知対象の傷病がある場合は、完治していても、その病気に関するものが補償の対象外とされるケースや、保険に加入ができないこともあります。こうした病気に関しては後ほど詳しくご説明します。

猫の保険に加入するまでの流れ

猫の保険の加入方法は、ネットと郵送の2つが主流ですが、ペットショップや動物病院で紹介されることもあります。
ネットの申し込みは、ほとんどの場合ウェブサイト上で完結するようになっており、書類作成の手間もかからずスピーディーに手続できることがメリットです。
保険会社のウェブサイト上で必要情報を入力し、審査に通過し手続完了となればその時点で保険の加入となります。また、健康状態の告知も入力のみで行い、健康診断書の提出を不要としている会社も多いようです。必要なものは、各社違いはありますが、クレジットカードとペットの写真が手元にあると加入の手続きがスムーズです。
郵送での申し込みを受け付けている会社の場合、各保険会社のウェブサイトから申込書を取り寄せ、必要事項を記入、その他の準備書類と一緒に保険会社に郵送し、審査に問題なければ加入というのが主な流れとなります。必要書類は契約申込書、告知書、健康診断書、ペットの写真が一般的です。

保険加入が難しい猫の病気

加入条件や流れを把握した後は、保険の加入が難しくなる猫の病気についても押さえておきましょう。今回は、代表的なものを2つご紹介します。
ペット保険には、罹患歴があると「完治していても保険の加入不可」あるいは「この病気と関連する病気を補償対象外とする条件付きでの加入」とされる特定の疾病があります。
ただし、各保険会社によって指定内容に違いがありますので、1つの保険がダメでも加入できる可能性がなくなるわけではありません。

① 慢性腎不全

猫の慢性腎不全は、高齢猫の死因上位にあり、様々な原疾患による場合もありますが、加齢に伴う腎臓機能の低下が主な原因とされています。
腎臓は体の老廃物をろ過し、尿として排泄させることで体液の恒常性を保つ役割を担っていますが、そのろ過機能が低下すると多飲多尿・体重減少・嘔吐などの症状に始まり、尿毒症の症状が表れはじめます。最終的には貧血があらわれ、痙攣を起こし、死に至ることもあります。

② 心疾患

心疾患には先天性心奇形、心筋症、血栓塞栓症などが挙げられますが、その中でも猫は肥大型心筋症に罹患しやすいといわれています。
左心室心筋が内側に向かって厚くなることが特徴で、初期は症状が現れず、進行すると頻脈、食欲減退、呼吸困難などを引き起こします。さらに、肥大型心筋症が原因で動脈血栓塞栓症を発症することもあり、血栓が詰まる場所によっては、前肢や後肢の麻痺・痛み、内臓の梗塞などが起こる恐れもあります。
なお、日常生活に支障がなく治療の必要がない場合でも、獣医師によって心雑音がある、心臓が大きいなどの診断があった場合は告知が必要です。どの保険会社でも心疾患は契約不可となる可能性が高く、心疾患に罹患しないために毎年健康診断を受けるなど、日頃のケアに気を配ることが大切です。

保険加入の際に多い疑問

最後に、加入の際によくある疑問についてお答えしていきます。

① 予防ワクチンの接種証明は必要か

多くの保険会社で予防ワクチンの接種証明の提出請求はなく、接種していなくても加入できます。
ただし、ワクチン接種により予防できる病気に罹った場合、その医療費は補償対象外となります。保険金請求の際に接種を確認するための提出が必要になることがあるので留意しましょう。

② 健康診断を受ける必要性

健康状態に関する告知欄に回答すれば、健康診断を必要としない会社が多いようです。
しかし、契約更新時にコース変更を希望する場合には、その時の猫の健康状態によっては健康診断を受けるように依頼されることもあります。

③ 保護猫の年齢・病歴がわからない

保護猫で年齢がわからない場合は、獣医師に年齢を推定してもらいましょう。病歴がわからない場合も健康診断を受けることをおすすめします。
もし、自己判断で健康状態を告知して誤りがあると告知義務違反になり、保険金請求ができなくなることもあり得ます。また、病歴や体質を知っておくことは、今後の健康維持にも役立ちますので、保険の加入に関わらず、早めに受診しましょう。

愛猫の為にも自分に合った保険に加入しよう

猫の保険は、健康体であり、新規加入年齢の範囲内であること、特定の疾病の既往歴がないなど、いくつかの条件をクリアすれば簡単な手続きで入ることができます。
ペット保険に加入し、愛猫のもしもの際に万全のケアができるよう、事前に備えておきましょう。

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