猫の保険で知りたいメリット・デメリット ~おすすめのポイントと注意点~

1.猫の保険のメリット~おすすめポイント~

まずは、猫の保険のおすすめポイントから見ていきましょう。

①.保険料が一律

猫の保険は、猫の種類に関わらず保険料が一律である商品が多いです。 少し珍しい品種の猫やサイズが大きい猫であっても、年齢以外で保険料が変わることはほとんどないため、補償の内容だけで保険を選ぶことができます。

②.猫がかかりやすい病気をカバー

下痢や膀胱炎、結膜炎など、猫がかかりやすい病気は各社のペット保険で補償の対象となっていることがほとんどです。

ただ、病気によっては保険加入前に罹患してしまうと、補償対象外になってしまう、契約の引き受け自体不可能となってしまうこともあるため、健康なうちになるべく早い段階での加入がおすすめです。

③.高度な治療を受ける時の負担の軽減

ペット保険に加入していることで、愛猫に必要かつ高度な治療を受けさせてあげるという選択肢をしやすくなるかもしれません。

例えば、長寿命化に伴い癌や糖尿病などに罹患する猫も増え、より高度な治療を受ける機会も増えています。その際にかかった高額な医療費を全額自己負担することが難しい時でも、保険に加入することで自己負担額を減らし、高度医療へのハードルを下げることができます。

医療費の問題は、猫と末永く暮らしていくためには切っても切り離せない問題です。もしもの時の経済的な負担を軽減できるという点が、猫の保険の最大のメリットといえるでしょう。

2.猫の保険のデメリット~注意点~

次に、愛猫のために保険に加入する前に、念のため確認すべき内容をみていきましょう。

①.年齢とともに保険料が高くなる

一般的に猫の保険は1年更新型で、年齢が上がるにつれて保険料も高くなります。 健康に気を遣ったペットフードの普及や医療の充実などもあり猫の平均寿命が延びており、保険料による金銭的な負担も比例して高まっています。

なお、一般社団法人ペットフード協会の「平成30年全国犬猫飼育実態調査」によると、平成30年時点の猫の平均寿命は15.32歳と、ここ数年は高い水準となっています。

②.保険金が支払われない場合もある

病院で診察を受けると、必ず保険が適用となるわけではありません。 避妊やワクチン接種、定期健康診断といった予防に関わる医療費は保険金のお支払い対象とならない場合が多く、また、一定金額は保険が適用されない自己負担額(免責金額)が存在する場合もあります。

③.利用回数等に制限がある場合もある

愛猫に保険や医療費のことを考えずに治療を受けさせたいと願うのが親心だと思いますが、猫の保険では、入院・通院・手術それぞれに対し、1日・1回あたりの利用限度額・年間の利用回数が設定されているものもあり、保険のことも考えながら治療を受けなければならないケースもあります。

例えば、重度の膀胱炎にかかってしまうとどうしても通院頻度が増えてしまいます。そうした時に、支払限度額だけでなく利用回数に制限がある保険を利用していると、支払限度額にゆとりがあっても、利用回数の問題で保険を利用できなくなる場合があります。

3.猫の保険の選び方

ここからは大切な猫の保険の選び方のポイントを2つご紹介します。

慢性疾患への対応

契約中に慢性疾患に罹患すると、更新のタイミングで補償対象外になってしまったり、更新が出来なくなるケースもあるため、事前によく確認しておきましょう。

保険金を受け取れるまでの期間

保険金の請求から受け取れるまでの期間も大切です。 請求書類が到着してから30日以内に保険金を受け取れるケースが多いですが、保険会社によって異なります。(保険金の請求をWebで受け付けている保険会社もあります。)

また、窓口清算という請求方法もありますが、対応している動物病院が限られていることも多く、緊急時など普段利用していない動物病院では対応していなかった、といったことも少なくないため、注意が必要です。

4.猫の保険加入に最適なタイミング

公益社団法人日本獣医師会の「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度)」によると、0~6歳の猫の1年間の動物病院の利用回数は平均6.8回/年という統計が出ています。 これは7~12歳の猫の5.6回を上回る数値であり、若くても何かしらの病気やケガをしてしまうリスクがあることを示しています。

保険への加入は年を重ねてからと考えがちですが、一度病気にかかってしまうと保険に加入することが難しくなるため、愛猫が健康なうちに、少しでも早い加入がおすすめです。

5.まとめ

今回は猫の保険のおすすめポイントや注意点、選び方などをご紹介しました。

保険に入っておけばご自身の愛猫のための医療費の負担が軽くなり、受けさせてあげられる治療の選択肢が広がります。