ペットにお洋服、あなたは肯定派?否定派?

ペットのお洋服といえば、昔はせいぜいTシャツぐらいしかありませんでしたが、今は素材やデザイン、機能も多種多様で、見ているだけで楽しくなってしまいます。
一方、「本来、服を着る習慣のない動物にとって迷惑じゃない?」とか、「飼い主の自己満足で、むしろ虐待に見えてしまう」なんて声も……。
そこであえて、機能面からペットに服を着せるメリットを整理してみました。
上手に取り入れれば、ペットたちの健康を守ってくれたり、飼い主の負担を軽減してくれたりと、ペットライフをサポートしてくれる頼もしいグッズになりそうです。
Three guide dogs at dog training

1)暑さや寒さ対策として

近年はペットを室内飼いする人が増え、外飼いが普通だった時代よりも暑さや寒さに弱い子が増えているのだとか。
また、ヘアレスドッグなど寒さにも、夏の紫外線にもダメージを受けやすい犬種もいます。
そこで防寒・防暑対策として服を着せるケースが増えてきました。
特にこれからの季節、汗腺の少ないワンちゃんやネコちゃんは、人間よりも暑さが苦手で熱中症の危険にもさらされています。
昨今は水に濡らして水分が蒸発するときの気化熱を利用し、熱を吸収するという特殊素材を使用したウェアや暑い時期のお散歩時、アスファルトの熱で肉球がやけどしないように配慮されたワンちゃん用のシューズなどもあります。
Holly on Sequoia Lane

2)抜け毛マナーとして

よそのお宅におじゃまするときや、ドッグカフェなどのお店に同伴するときなど、抜け毛でご迷惑をかけないように服を着せるケース。
飲食店などで食べ物に毛が飛んでしまったり、人のお宅を少しでも汚さないようにというマナーからくるもので、たとえば公共の場に同行する盲導犬や介助犬が服を着ているのも、こういった配慮からです。
換毛期の時期は、人間のソファやベッド、また車内などにつく抜け毛を軽減することで衛生的に過ごせるというメリットも。
woman and dog sitting on the patio at cafe

3)ノミやダニ、草アレルギーなどからの防御として

これからの季節、アウトドアなど自然が多い場所に行くときに怖いのはノミやダニなどの害虫被害。
また、雑草などの葉や花粉によって皮膚炎になってしまう植物アレルギーなどを持っている子もいます。
そんなとき、服を着せることでそういったトラブルから身体を守るための一定の効果があります。
Play with pets

4)手術後や、治療中のケア服として

避妊手術などの後、手術箇所をなめたりセルフ抜糸をしてしまわないよう、エリザベスカラーをすることが多いですよね。
ただ、エリザベスカラーはストレスになったり気にしすぎる子も多いため、そんなときに有効なのが服を着せることです。メーカーによっては四脚までおおうタイプの服がありますので、必要に応じて探してみるとよいでしょう。
また、皮膚病などで掻きむしってしまったり、薬を舐めてしまう場合にも、患部を守るためウェアを着用することを推奨する獣医さんもいます。
Close-Up Of Dog

5)雨の日などの泥はね防止として

雨の日や、雨上がりのぬれた道路でのお散歩って、飼い主にとっては後の始末がとにかく大変。
いつもは足先だけ拭けばいいのに、お腹の泥はねや雨の拭き取りなどで苦労しますよね。
そんなとき、ペット用のレインコートはとても便利。全身のカバー率が高く、かつ脱ぎ着させやすいコートはぜひひとつ持っておきたいもの。
悪天候や悪路のお散歩でも、ストレスなくお散歩できることは飼い主だけでなく、飼い主の気分を敏感に察知するワンちゃんにとっても、とても素晴らしいサポートグッズといえます。

着せっぱなしはNG。洋服が苦手な子はオヤツなどを利用して

このように、ペットに服を着せるメリットは、かわいく見せるだけでなくたくさん。
だからといって、いつも着せっぱなしでは蒸れて皮膚炎の原因になったり、ペットにとってストレスになることもあります。
また、お外に自由に出入りするネコちゃんは、思わぬところで洋服が引っかかってしまったりという危険も。ネコちゃんの自由散歩には洋服を着せないようにしましょう。

洋服が苦手な子も多いですが、

・最初は短時間だけ着せてみて、徐々に慣らすようにする
・洋服を着たらおやつをあげる、など、着ることで嬉しいことがあるように動機付けする

など日頃から工夫してみると、気にせずに着用してくれるようになることが多いです。
TPOに適したウェアを上手に利用して、楽しく便利に快適に、ペットライフを満喫したいですね!