愛情を込めて…♡

食事は、身体と心を作るいのちの基本です。

身体に悪いモノを食べないこと
そして
ごはんを食べておいしいね!うれしい!
と感じることは猫たちにとっても大切なことです。

「食べない」「嬉しくない」のは
猫ちゃんの身体と心からのSOSのサインかもしれません。

猫ちゃんのご飯を手作りする一番のメリットと言えば、 やっぱり愛情を込めて作ってあげられることでしょう♡ キャットフードは加熱する必要もなく、 そのままお皿に出して与えればOKですから、 手間はかかりませんが、何となく味気ない気がしますよね。 猫ちゃんからもらう幸せな気持ちに見合うだけの、 とびきり美味しいご飯を手作りして食べさせたい! そんな風に思うのは、自然なことなのかもしれません。

水分の補給に効果的!

水分は、猫のからだのおよそ60%を構成するとても重要な必須栄養素のひとつ。
でも簡単に摂取できることから、その重要性をあまり意識されにくいと言われています。

ドライフードは水分量10%程度なのに対し、 手作りごはんは、およそ60~80%が水分。

ドライフードのような水分量の少ない食事は、 老廃物が体内にたまりやすく、代謝も滞りがち。
特に、水をあまり飲まない子の場合はなおさらでしょう。

元々は砂漠地帯で生息していたと言われるだけあって、 あまり水を飲まない猫ちゃんも少なくありません。 猫ちゃんの身体は水分が少なくても生きていける仕組みとなっていますが、 やはり水分不足は腎臓に負担がかかりやすくなってしまいます。 そのため、猫は腎臓病や尿路系の病気になりやすいとも言われていますので、 水分の多いご飯を用意してあげることは、猫ちゃんの健康を守る上でとても重要! 手作りのご飯なら、水分も調整してあげられますね! ちなみに、猫は体重1キロあたりに対し、20ml~50mlの水分が必要だとされています。 体重3キロの猫ちゃんなら、1日150mlの水分を摂取することが望ましいということですね。

切り替える時の注意点

飼い主さんがいくら「ビタミン愛、たっぷりよ~」と猫に言って聞かせても、始めての場合は猫はソッポむいています。手作り食のはじめの一歩は、猫ちゃんの好きな缶詰にほんの少しの野菜を混ぜてみます。
ティースプーン1杯ぐらいの野菜です。
生の野菜をすっても良し、湯がいてつぶしても良し。
野菜の種類は、なんでもいいんですが、最初はアクの少ない野菜からティースプーン1杯の野菜を猫缶に混ぜてみて、食べるようなら2週間ほど続けてください。

昨日までキャットフードを食べていた猫ちゃんに、 いきなり手作りのご飯を食べさせようとすると、失敗することもあるようです。 猫ちゃんはとてもデリケートで、用心深い生き物。 犬のように、出された物は残さず食べるという生態ではありません。 最初は、いつものキャットフードに手作りの物をワンスプーン、トッピングすることから始めましょう。 少しずつ手作りの味に慣れてもらう工夫が必要です。

猫には危険な食材も…

人には無害でも、猫には危険な食べ物もある

 猫に人が食べているものをあげると、とても喜びますが、しつけや猫の健康のために与えないようにしてください。人の食べ物は、猫には塩分や脂肪分が多すぎ、長年食べ続けていると、肥満や腎臓病になるおそれがあります。また、人が食べてもなんでもないけれど、猫にとっては健康を害する危険な食べ物もあります。

ネギ類は加熱してあっても、猫にとって有毒な物質は分解されないので要注意です。 また、竹輪やカマボコなどの練り製品は、原材料が魚なので喜んで食べますが、 塩分が多いので腎臓に良くありません。 鶏の骨は縦に裂ける構造になっており、内臓を傷つける危険性があります。 そして、意外ですが「ペット用の煮干しや鰹節」も与えすぎるとマグネシウムの過剰摂取となりますので、注意しましょう。 1日の目安量としては、鰹節ならひとつまみ程度、煮干しなら2匹程度です。 煮干しは頭部分に多くのマグネシウムを含有していますので、 頭を取って、水にしばらく浸けて塩分を抜いておくといいですね。

手作りご飯だけでは栄養が偏る?

手作り食
・専門的な知識が必要
・サプリメントなどと併せて与えないと、栄養不足になる可能性がある
・動物種の違いによって、与えてはいけない食材があり、避ける必要がある

手作りのご飯には愛情もメリットもいっぱいですが、 それだけでは栄養が偏ることも…。 いくら仲良しでも、身体の構造は人間と同じではないので、 必要な栄養素を全て摂取させることは難しいと言えます。 そんな時は、猫用のサプリメントが市販されているので、そうしたものを利用するのも良い方法! 手作りご飯に混ぜれば、不足しがちな栄養素もムリなく摂取させてあげられますよ♪