ミニチュア・ダックスフンドは毛質で性格が異なる?
強気で頑固だけど、明るく好奇心いっぱいのスムース。 甘えん坊だけど、フレンドリーでおおらかなロング。 狩猟犬の習性が残るけど、社交的で知能も高いワイアー。 これらがミニチュア・ダックスフンドの一般的なイメージだと思いますが、被毛の種類だけでは決めつけられないくらいそれぞれ個性豊かな性格をしています。 自分の愛犬を日頃からよく観察し、性格をしっかり把握しておくとより仲良くなれるでしょう♪
ミニチュア・ダックスフンドは太りやすい?
よく街で見かけるミニチュアダックスで、
とてもふくよかな体形の子をみかけます。
それはそれで愛嬌もありますし、幸せそうな感じもしますが、
実はミニチュアダックスはヘルニアなど肥満がもたらす病気が多いのです。
ですからフードの量は必ず適量にしましょう。
またミニチュアダックスは太りやすい犬種でもあります。
フードの袋に記載されている適量でも太ってしまう子もおります。
このような場合は一日の食事の分量も、
10パーセントほど少なめにするなど工夫してください。
ミニチュア・ダックスフンドは元々筋肉質で活発な子が多いですが、 油断していると太りやすいのが悩ましいですよね。 肥満は病気の原因にもなるので、避けたいところです。 直接手で触ってみて、ウエストがくびれていたり、背骨・肋骨・お尻の骨の感触があれば、肥満については特に問題ないと思います。 最近は動物病院に体脂肪計があるので、定期的に利用してみると良いでしょう。
ミニチュア・ダックスフンドの食事の回数は?
幼犬期は1日3~5回
生後から1歳までは、一度に大量のご飯をあげることは控えてください。 目安として、生後~3か月までは4~5回。 なるべく食事は小分けにするのが理想です。 3か月~6か月までは、3~4回。 6か月近くにもなれば、消化器官も発達してきます。 そして、6か月~8か月になれば、 食事回数を2回に減らしていきます。 成犬用の食事への切り替えですが、 ミニチュア・ダックスフンドなら生後8か月頃がいいと思います。 その際、一気に替えてしまうと胃がびっくりしてしまい消化不良を起こします。 なので、これまでの食事に10%ほど差し引きしていくかたちで、1週間くらいかけてゆっくりと成犬用に切り替えていきましょう。
成犬期は1日2回
1歳にもなれば、消化器官は十分に発達しています。 1日分の食事量を朝晩の2回に分けてあげましょう。 食事の時間はなるべく決まった時間にしてあげるといいです。 生活のリズムが規則正しくなり、排泄の時間や体のサイクルが整って健康になります。
老犬期は1日3~4回
犬も人間と同じで、老化が進むと消化機能が衰えます。 また、運動する時間も短くなるので、老犬になってからは肥満予防を心掛けなければなりません。 ミニチュア・ダックスフンドは元々、太りやすい子が多いです。 毎日の食事回数を3~4回に増やし、食事の量や内容をコントロールする必要があります。 シニア用の食事はカロリーを控えめに作ってあります。 体重が増えてきたら切り替えてみましょう。
1日に必要なカロリーは?
まずは、愛犬の適正体重を知る必要があります。
チワワ、トイプードルなどの超小型犬は、5キロ以下、キャバリアやパグなどの小型犬は、5キロ~10キロ、ビーグルやウェルシュ・コーギーなどの中型犬は、10キロ~20キロ、ラブラドール・レトリバーやシェパードなどの大型犬は、20キロ~40、セントバーナードや土佐犬などの超大型犬は、40キロ以上というのが、成犬時の適正体重の目安です。
そして1日に必要なカロリーは、「(体重×30+70)×係数」で算出できます。
係数は、幼犬(生後4ヶ月まで)3.0、幼犬(生後1年まで)2.0、妊娠中&授乳中のメス犬2.0、避妊・去勢なしの犬1.8、避妊・去勢済の犬1.6、中高齢期の犬1.4、減量が必要な犬1.0となっています。
これらはあくまでも目安です。 適正体重は筋肉量や骨量で個体差がありますので、 獣医と相談しながら判断していきましょう。 また、食事の適量は体重や体脂肪率はもちろん、 日頃の愛犬の体調や食事量を比較しながら探っていくといいと思います。