自転車通勤に潜む問題点とは?

雨(天候)

自転車通勤でまず問題となる点は、天候でしょう。 晴れていれば全く問題ありません、雨が降っては、転倒の危険性がアップします。 また、家を出るときは晴れていたのに、帰る頃に雨が降ってきたとか、その逆もありますよね。 雨が降ってもレインコートを着ればいいじゃない!と思うかもしれませんが、 スーツや革靴が濡れてしまうのは、できれば避けたいことですし、 自転車は濡れるとサビてしまうなど、故障の原因になることもあります。 何より雨天時は、自動車も、歩行者も、自転車も、すべて視界が悪くなりますので、 「危ない」「怖い」と思う方も多いと思います。

服装

自転車通勤により服装が制限されるというのは、女性にとって予想以上に問題だと思います。 自転車の種類にもよりますが、パンツの裾やスカートの裾がチェーンに巻き込まれてしまい、 服が汚れる、転倒などの事故を起こすという危険があります。 できることなら、汚れてもいいような通勤用の服装で通勤して、 職場についてからスーツや制服に着替えるというのが望ましいでしょう。

電車通勤では、蒸れてじっとりとした汗をかくことがありますが、 季節によっては自転車通勤でも汗をかきます。 臭いだけでなく、汗染みが気になったり、化粧崩れが気になったりと、汗というのは意外と問題になります。

日焼け

女性の大敵といっても過言ではないでしょう。 「日焼け」は大問題です。 日陰になるものがありませんから、全身で紫外線を浴びます。 女性としては、この問題は無視できませんよね。

保管場所

保管場所についても問題があります。 自宅に駐輪場やガレージなどの保管場所はありますか? 会社やその付近に駐輪場が確保されていますか? 自転車の保管場所を確保するのが意外と大変だという場合もあります。 決められた場所以外に自転車を止めておくと、撤去されてしまい 返却してもらうために引取費用が掛かることがあります。

盗難

最も問題となるのが「盗難」についてではないでしょうか。 東京都だけで、年間約5,000台もの自転車が盗難にあっています。 それは、鍵をしてあっても、駐輪場に置いてあっても、被害に遭っているのです。 この問題点をきちんと解決しなければ、自転車通勤は難しいのではないでしょうか。

お酒

意外と知られていないのですが、自転車も、お酒を飲んだら運転してはいけません。 自動車同様、飲酒運転になってしまします。 自転車通勤をすると、飲み会やイベントでアルコールを飲むことができません。 自転車だから大丈夫と思ってはいけません。 お酒を飲んで自転車に乗ったら、それこそ大問題です。

解決方法はこれ!

雨(天候)

天候はどうすることも出来ないので、 雨の時は「歩いて行く」「車で行く」「公共交通機関を使う」など通勤手段を変えるか、 レインコートを着て自転車で行くかのどちらかになります。 決して、傘差し運転はしないでくださいね。 使い捨ての靴用ビニールカバーを使えば靴が濡れることもありませんし、 ビニール袋に鞄を入れると、濡れずに済みます。 スーツの水滴を拭くために、タオルではなくセームタオルのような、 糸くずがつかないタイプのものを用意するのも良いでしょう。

服装・汗

服装は、着替える場所があるのであれば、通勤用として別の服を用意すると解決です。 これができれば、汗をかいても多少問題ないでしょう。 全身着替えられなくても、中のシャツや下着だけでも交換できると、だいぶかわります。 ズボンの裾をおさえるバンドもありますので、アイテムを駆使して問題を解決していきましょう。

日焼け

手袋やアームカバー、帽子など紫外線対策アイテムをフル活用!で解決というわけではないですよね。 アイテムをフル活用してもカバーしきれない部分はもちろんあります。 紫外線は、目から入ってきても皮膚が黒くなるそうです。 そこで、必須アイテムはサングラスです。 手袋やアームカバーは暑くてつけていられないという方は、サングラスだけでもぜひ試してください。

保管場所・盗難

保管場所と盗難は密接に関係します。 まず、室内での保管が難しい場合は、人目につくところ、人が多くいる場所に保管しましょう。 「人の目」が盗難防止につながります。 また、自転車は常に2重ロックをしましょう。 盗難防止策は、いかに犯人に盗むのが面倒だ、盗みにくそうだと思わせるかです。 きちんとした保管場所は盗難対策に直結しますので、多少面倒でも対策を取っていきましょう。

お酒

自転車には、自動車と違って代行サービスがありません。 家族や頼める人に、自転車が乗るサイズの車で迎えに来てもらう、 飲むとわかっている日は自転車通勤をしないなどの工夫が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 意外と問題になる点が多いなと感じます。 自転車通勤の問題を見直し、どうしたらよいか 改めて考えてみてはいかがでしょうか。