なかなか治らない猫のひっかき癖……

猫は可愛いのでペットとして飼う人は後を絶ちませんが、可愛いだけならともかく、猫にまつわるトラブルは色々とあります。
中でも厄介なのがひっかき癖。飼い主の肌をひっかいたり、壁などをひっかいたりするのは悩みの種ですね。

放っておくと病気の原因になることも?

ひっかくくらい別にどうってことない、可愛いのだから好きにさせるべきだ、と放任する人は少なくありませんが、
しっかりとした対処をしないと、猫の爪には汚れがたくさんあります。
それが人の傷口に入れば病気の原因になることもありますよ。
症状
数日から 2 週間の潜伏期間の後、受傷した部分の丘疹、膿疱、発熱、疼痛等、数週間から数ヶ月続くリンパ節の腫脹がみられます。稀に、脳症を併することもあり(0.25%)、リンパ節腫脹の1~3週間後に突然のけいれん発作、意識障害として発症します。
 その後、突然の視力障害を発することから眼科医により本症が発見されることもあります。

何故猫はひっかくの?

それにしてもなぜ猫は爪で物をひっかきたがるのでしょうか?
その理由は...
・じゃれている
・爪を研いでいる
・おねだりしている
・怒って、興奮している

このように、ひっかくという一つの動作にもいろいろな原因があります。
原因を知ることで対策の仕方も変わってきますよね。
爪とぎは、どんな猫でも行う正常な行動で、これには大切な二つの意味があります。一つは、爪の外層の死んだ部分を削り落とし、鋭いポイントを維持して、外敵から身を守るという意味。もう一つは、垂直な木の幹や、塀の柱を爪でひっかいて傷をつけたり、足先のフェロモンをこすりつけ、においで自分の縄ばりを他の猫に知らせたりする「マーキング行動」という意味です。最近では、爪をとがらせるためよりも、フェロモンのこすりつけや、体の筋肉や腱を伸ばすストレッチの役割の方が重要な要素と考えられています。

しつけの方法は?

ひっかく原因がいろいろあるとわかれば、しつけの方法もそれに応じて変える必要がありますよね。

・じゃれている

人間の手をおもちゃにしてじゃれていて、ひっかかれてしまった場合、猫じゃらしなどのおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。手に寄ってきても、遊んだり、声を出したりしないようにしましょう。

・爪を研いでいる

猫が爪を研ぐための場所を用意してあげましょう。爪研ぎ器にも種類がたくさんあり、猫によって好みが違うため、いろいろ試してみましょう。爪研ぎ器は複数ヵ所に置くことで、大事な家具の被害をおさえることができます。猫が家具などで爪を研ぎ始めたらダメ!と叱り、爪研ぎ器の場所へ連れていきます。そして、猫の前足をもち、爪研ぎ器の上で前足をひっかくように動かしてあげます。これを繰り返しましょう。

・おねだりしている

可愛いからといって甘やかしていると、わがままになってしまうので、おねだりをしてきても要求にはこたえず、無視します。しつこい場合は、他の部屋に連れていきましょう。

・怒って、興奮している

猫と遊んでいて喜んでいると思っていても、しつこくすると猫は嫌がり、怒ってしまう場合があります。耳を後ろに向けるのは嫌がっているサインですので、注意して見ておくようにしましょう。

しつけは粘り強く!

どんな動物にも言えることですが、しつけをさせるためにはじっくりと反復を繰り返し、
これはいけないことなんだ、ということを覚え込ませなければいけません。

しつけは投げ出さないこと!

猫は本来、しつけることは難しいとされています。 だからといって、しつけが必要ないか?となると、答えは明らかですが最低限必要になってきます。 人間と猫の共生を考える場合、しつけは非常に重要なことです。

猫のしつけは犬のようにはうまくいきません。 猫は非常に忘れっぽいので、しつけには根気と寛容さが必要です。 そう、猫のしつけは飼い主の器のおおきさで決まるといっても過言ではありません。
猫が好きな人であれば、言わずもがなのことですが、間違えても叩いたり、蹴飛ばしたりしてしつけないでくださいね。
捨てるなんてもってのほかです。同じ生き物なのですから大切にして、一緒にうまく暮らしていくことを目指しましょう。