犬の保険と健康~病気になってからでは遅いのか~

1.犬の保険は病気になってからでは遅い?


ペット保険は「健康体」が第一条件のため、治療中や経過観察中の傷病があると加入できません。早めの加入を心がけることが大切です。


完治した後であれば保険に加入できる可能性がでてきますが、患っていた傷病によっては条件付き加入や加入不可となる傷病もあり、必ず入れるわけではありません。


条件がつく傷病の種類や対応内容は保険会社ごとに異なりますので、各保険会社の「告知義務のある傷病」や「特定疾病」を確認しましょう。


本来は、犬の健康状態が良いうちに加入するのがベストですが、病気にかかってしまった場合は、1日でも早い完治を目指しましょう。

 

2.動物病院の年間利用頻度は意外と多い


ペット保険の利用機会はあまりないと考えている方も多いようですが、実は全年代の犬がかなりの頻度で利用しているというデータがあります。


日本獣医師会の家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度)によると、犬を飼っている方の最近1年間における動物病院の利用頻度は、0-6歳が7.3回、7-12歳が7.5回、13歳以上が9.9回となっています。


年に7回以上も保険を使わずに動物病院に行くことになれば、それなりの自己負担額が予想されます。いつも元気で過ごしてくれることが一番ですが、愛犬の生涯の見据えた医療費の計画を立てることも、飼い主の重要な役目です。

 

3.病気になった犬が保険に入れる条件


愛犬が病気になってから保険を考えるときに、押さえたいポイントを2つご紹介します。


①.完治後の加入を目指す


ペット保険の加入は、健康状態を確かめるために完治後から数か月経過しないと申し込みができません。


1日でも早い完治をめざして体調管理を徹底しましょう。


特に治療中は他の病気やケガのリスクが高まりますので、注意が必要です。 例えば、ミニチュアダックスフンドなどに多い脂漏性皮膚炎に罹っている犬は、外耳炎にもなりやすい傾向があると言われています。


いつも以上に愛犬の様子に気を配ることが大切です。


②.健康診断を受ける


経過観察からしばらく経っているなど、現在の病状がはっきりしないときは健康診断を受けることをおすすめします。


健康診断を受けることで、経過観察中の傷病はもちろん、今抱えている問題や将来的に考えられるリスクも把握できます。


重大な病気になる前に早期発見・早期治療ができるメリットも大きく、愛犬と長く暮らしていくためにも、健康診断を検討してみてはいかがでしょうか。

 

4.普段の健康管理も大切


病気の有無に関わらず、普段の健康管理を大事にしましょう。


犬は犬種によってかかりやすい病気が大きく変わるため、愛犬のリスクに合わせた対策と健康管理が求められます。


愛犬はどういった病気にかかりやすく、食事や普段の生活は何に気を付けるべきなのか、犬種や性格から注意点を洗い出し、何気ない習慣から見直していきましょう。

 

5.まとめ


犬に治療中や経過観察中のケガや病気がある場合、ペット保険に加入できません。病院の利用頻度は意外に高く、病気になる前に保険に加入するのがベストです。


しかし、完治すれば加入を目指すことも可能です。経過観察を怠らずに早い完治を目指しましょう。