ワンちゃんのパック、仕上がりや効果はどうなの?サロンで取材してきました!

初めてのハーブパック体験を完全レポート

どんな手順で行われるの?仕上がりはどんな感じ?期待できる効果は? そんな気になるハーブパック、横浜市のペットサロン「Pet Shop With(ペットショップ ウィズ)」さんで施術を実際に見せていただきました。

モデルはサロンの常連さんで4歳のトイプードル、メルちゃん。いつもシャンプーやトリミングでお世話になっていますが、パックは初めての経験です。 Pet Shop Withで使用しているパック剤は、カシアやニーム、アロエベラなどオーガニック100%の原材料がブレンドされたハーブパック。 下記のような効果が期待できるそうです。

■毛玉や静電気の抑制 ■皮脂汚れを浮かせて除去 ■フケや臭いを抑制 ■被毛のハリ・ツヤをアップ ■保湿、肌荒れを防ぎ、健康な肌へ なるほど、被毛のケアだけでなく、スキンケア効果も期待できるのですね。 梅雨から夏の時期、気になる臭いや皮膚トラブルなどにもよさそう!

パッチテストと十分なブラッシングの後、パック開始

それでは、いよいよメルちゃんへの施術がスタート。 まずは肌トラブルを防ぐため、パック剤のパッチテストを行います。 そして、スリッカーで入念にブラッシング。 「パックにしろシャンプーにしろ、事前のブラッシングで毛玉などをほぐしておくことが大切なんです。濡れてからでは毛玉がからまりやすくなりますから」(トリマーさん) 自宅でワンちゃんをセルフシャンプーするときにも参考になるテクニックですね! パッチテストも問題なくクリア、ハーブパックの開始です。 軽く予洗いをした後、お湯でペースト状にしたパック剤を全身に塗っていきます。 背中から全身に、まんべんなく塗布。被毛をかきわけて皮膚に届くように塗っていくのがポイントだそう。 トリマーさんが優しくマッサージをするようにすすめていくので、パック初体験のメルちゃんもリラックスした様子で施術を受けています。

お顔にもパック!こちらのハーブパックはすべて安全な成分で作られているので舐めてしまっても大丈夫。パックをするときは使用するパック剤の成分まで注意して選びたいものですね。

シャンプーやブローにも、参考になるプロの技がいっぱい

ハーブパックを全身になじませたら、洗い流し、その後は通常のシャンプー&リンスへ。 おうちでシャンプーをするときのコツも、トリマーさんに伺ってみました。 「お耳に水が入ってしまうのが心配でしたら、コットンをそっと耳につめておく方法もありますよ。あとは、とにかくシャンプー剤は十分なお湯でまんべなく落とすこと。 あと、リンスの量も大切です。ツヤ・ハリを出したいと多く使いすぎると、かえってフンワリ感が出なくなってしまうことも。 それと、シャンプー後はドライヤーで完全に乾かすこと。生乾きは臭いや皮膚病の元になりますから、頑張って乾かしてください!」(トリマーさん)

気持ち良さそうにドライヤー&ブローを受けるメルちゃん。

こんなにフワッフワに仕上がりました!流行のアフロカットも決まってます!

梅雨から夏のスキン&被毛ケア、プロに伺ってみました

紫外線が強くなるこの時期、被毛のパサつきや皮膚トラブルが多く報告されています。ハーブパックはそんな症状にも有効なのでしょうか?また、皮膚や被毛ケアのポイントなども教えてください。 「実際にペットの脱毛やフケ、ベタつきや痒みの症状にお悩みの飼い主さんがハーブパックを試され、症状が改善されることは多いです。ただし自然素材ですので1回で劇的に改善、というのはなかなか難しく、何回か継続的にご利用頂くことで、より効果が実感頂けると思います。」(ショップオーナー・大和田さん) 「この時期は、サマーカットなどのご要望も多いのですが、バリカンなどであまり短くカットしてしまうと、かえって紫外線で皮膚にダメージを与えますし、ある程度の長さがあることで怪我などからの予防にもなるんです。なので、短くても2~3ミリとか、ある程度の長さはキープするようにおすすめしています」(トリマーさん) ワンちゃんのパックは被毛の見栄えだけでなく、健康ケア的にもいいことがいっぱいありそう! 愛犬の皮膚トラブルなどで悩んでいる飼い主さんも、一度サロンでご相談してみてはいかがでしょう?

【取材・撮影協力】

Pet shop With (ペットショップ・ウィズ) 横浜市青葉区藤が丘1-16-10 アーバンプラザ1階 045-482-3769