フレンチブルドッグの性格を理解しよう

性格は活発で非常に利口。動きはブルドックと違って機敏とされており、愛好家の間ではよい番犬になるという評判もあります。多少いびきをかきますが、普段はほとんど吠えず、むやみに走り回るタイプの犬種でもありません。室内犬として最適な要素をもっていると言えます。

フレンチブルドッグはどこかおどけた表情を持ち、小型の愛玩犬の中でもとりわけ愛らしい犬です。遊んだり、家族を喜ばせたりするのが大好きで、飼い主に抱かれたり、寄り添ってうたた寝したりすることに幸せを感じます。愛想がよく、誰とでも仲よくなれる性質の持ち主です。

しかし、ブルドックに比べて温厚とされるこの犬種も、牛追い犬とテリアの血が入っており、畜殺犬であったため固体によっては危険な犬とも言えます。キレると見境なく咬む場合があるかと思うと、陽気でとても穏やかな友好的な犬もいます。

筋肉質な肉体と強固な顎を持っているフレンチブルドッグ。 見た目が可愛いからと油断して、万が一本気で噛みつかれてしまったら大怪我をしてしまいます。 飼い主が怪我をするだけならまだ良いかもしれません。 間違ったしつけをすると、周囲にも迷惑が掛かる恐れがあります。 そのような問題を起こす前に、正しいしつけで事故を未然に防ぎましょう。

なぜ噛みつくのか?

以下の3つが、主な原因だと考えられています。 ①遊びの延長線上で、思わず噛んでしまう ②子供やオモチャ、縄張りなど、何かを守るために噛む ③恐怖心や痛みから噛む ①と②は主従関係など日頃の犬との接し方を改善すれば、噛み癖が直る可能性があります。 ③の場合は精神的なものからくるので、しつけは少し難しくなるかもしれません。 痛みが原因の場合は、何かの病気の可能性もあるのですぐに獣医師に相談してください。

子犬時代からの噛み癖のしつけが大切

ステップ1・痛い事を悟らせる
犬にとって、噛むという事は愛情表現の1つでもあります。特に乳歯から永久歯に生え変わる頃に人にじゃれて噛む行為をしますが、この時にしっかりと教える事が大切です。
じゃれて噛む行為をしてる時に、強く噛んできた場合には、口吻を叩いて、「イタイ」「ダメ」と強く発し、痛かった事を犬に悟らせます。

ステップ2・人に歯を当てさせない
子犬の頃から、たくさんの人に接してもらい、人間との信頼関係を築かせる事が重要です。また、オモチャやタオルで引っ張り合いをし、物を噛ませます。
これによって、物には噛み付いてよいが、人に噛み付いてはいけないと憶えさせます。

例え子犬の甘噛みでも、噛まれたときに恐怖や痛みを感じて思わず手を引いてしまう飼い主の方もいることでしょう。 しかし、犬は噛んだものを追いかける習性があるので、ぐっと耐えて逆に手を口に押し付けてください。 一見かわいそうな行為に思えるかもしえませんが、これは母犬が子犬を教育するときに取る方法です。 基本的なしつけの方法なので、心配はありません。

天罰でフレンチブルドッグの噛み癖を直そう

その方法は、以下のようなものがあります。 ①犬が怖がる金属音を大きく鳴らす(空き缶など) ②犬が苦手な臭いを撒く(薄めた酢をスプレーするなど) ➂噛みつく場所に嫌いな味をするものを塗る(カラシや苦味成分など) ポイントは、飼い主がやったと思わせないことです。 天罰ですから、誰が仕掛けたと気付かれては失敗です。 場合によっては愛犬に嫌われてしまう可能性もあるかもしれません。 家族に協力してもらうと、やりやすいでしょう。

フレンチブルドッグの噛み癖を直す動画

とても分かりやすい動画があります。 噛み癖でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

フレンチブルドッグのトマトさん。「痛い」って言うと噛むの止めます(笑)

甘噛みは放っておくと、本気噛みになっていきます。
この動画のように「痛い」で噛むのをやめてくれたときに褒めてあげると、噛みつく行為も直っていくでしょう。

愛犬の噛み癖を治す方法

獣医さんが噛み癖の原因や対策を説明してくれます。
道具や人形を使っているので、とても分かりやすいですよ。

犬の甘噛み・本気噛みのしつけの方法について

紹介してくれている方も、フレンチブルドッグの噛み癖で悩んでいたみたいですね。
その中で一番効果的だったのは、音で驚かせることだったそうなので、参考にしてみてください。

おわりに

フレンチブルドッグはしつけがしやすく、愛嬌があって飼いやすいと人気です。 しかし、顎が強いこともあって一度噛み癖がつくと大変です。 噛み癖を直すのには根気が必要ですが、焦らず前向きに頑張りましょう! フレンチブルドッグは利口な犬種なので、正しいしつけをすればきっと良きパートナーになってくれるはずです。