愛犬とGW旅行、前日までに準備したい10のモノ&コト

チェック1)クルマ酔い対策は万全に

長距離走行やクネクネした山道などを走っていると、普段はクルマ酔いしないワンちゃんでも具合が悪くなること、意外に多いのです。 まず、当日の食事はできれば出発の2時間ぐらい前までにすませておきましょう。空腹により酔うこともあるので、少しでも食べさせてから乗車させる方がいいのです。 また、おなかに水がたまると気持ちが悪くなってしまうことも。ガブ飲みさせず、旅の途中で少量ずつ数回に分けて与えるのがコツです。SAなどで定期的に休憩を入れることもお忘れなく。 普段からクルマ酔いしがちなワンちゃんには、事前に獣医さんで酔い止めを処方してもらうと安心です。

チェック2)忘れずにノミ・ダニ対策を

Sheep Tick (Ixodes ricinus) not fully dilated while feeding on a Cat

4月を過ぎると、ノミ・ダニ対策は必須です。特に山や高原など、自然の中を歩く場合が多い犬連れ旅行ですから、駆除薬は忘れずに投与しておくこと。 山歩きなどするときは、ペット用の虫除けスプレーや蚊取り線香なども持参すると、なお万全。 お宿などで他のワンちゃんにダニなどをうつして迷惑をかけないように、というマナーにもなります。

チェック3)迷子札を必ずつけておこう

Pet タグ

旅先は何があるか分かりません。普段はおとなしいワンちゃんでも油断は禁物。旅の興奮で逃走してしまったりしたら取り返しがつかないことに。 たとえマイクロチップを挿入してあっても、ワンちゃんの名前プラス飼い主の電話連絡先などを記載した迷子札は必ずつけておくようにしましょう。旅先でも連絡がつくよう、携帯電話のナンバーがよいでしょう。 首輪、胴輪につけるプレート型のものも多くありますが、名前&連絡先をオーダーメードで入れてくれるカラーなどであれば、迷子札だけ取れてしまう心配も少なく、安心です。

チェック4)宿の備品、マナーなどを再確認

Two Labrador Retrievers Sleeping On Hotel Room Bed, Banff National Park, Alberta

犬連れOKのお宿でも、それぞれ設備やマナーは違います。ケージは必要か?食事をするダイニングルームに連れていけるのか?トイレシーツや足ふきタオルはあるのか?宿のサイト等でもう一度確認し、必要なものを忘れないようにしましょう。 抜け毛処理の粘着ローラーなども、お宿にない場合もありますので、その場合は持参を。 また、ベッドに乗ることは禁止というお宿もありますし、特に記載されていない場合は念のためベッドやソファーにかけるカバーを持っていくとよいでしょう。汚れてお宿にチェックインするときにあわてないよう、ブラシやウェットタオルなども持っていくと便利。 お宿にとって気持ちのいい、また来て欲しい飼い主になりたいものですよね。

チェック5)いつもの食器、いつものごはんを用意

Boston Terrier puppy standing at food bowl

特に初めてのお泊まりなどでは、ワンちゃんも少しナーバスになって食欲がなくなることも。 食べ慣れていて、気に入っているペットフードやおやつはもちろん、食器などもいつも使っているものを持参した方が、食べてもらいやすいでしょう。 旅先ですぐに与えやすいように、一食分ずつジッパー付き保存袋などに入れておくと便利です。

チェック6)旅なれていないワンちゃんには、いつものベッドも

のんびりと子犬のお食事

旅先のベッドで、寝付けないことってありますよね。それはワンちゃんも同じ。 遊び疲れたワンちゃんの体力を回復するためにも、いつも使っているドッグベッドや、その上にかけているブランケットなどを持参すれば安心して休んでくれるでしょう。 いつもケージやクレートで休むワンちゃんでしたら、荷物は多くなりますがやはり持参すべきです。

チェック7)旅先での動物病院を調べておこう

かわいいペット

旅先でのワンちゃんの病気やケガ、考えたくないことだけど万が一のための準備は必須。 いざというときにかけこめる、滞在先の近辺の動物病院を調べておきましょう。GW中は祝日なども重なるため、休診日や診療時間などもチェックしておくこと。 お宿の方で紹介してくれるケースもあるので、予約時などに確認しておくといいかもしれません。 また、いざというときに連絡が取れるよう、かかりつけの獣医の連絡先もスマホなどに登録しておくとよいでしょう。

チェック8)持ち運びできる救急セットを用意

かわいいボーダーコリー子犬、緊急用キット

旅先で自然の中をお散歩したりすると、肉球を切ってしまったり思わぬケガをすることも。 病院へ行くほどのことでもない場合、お散歩バッグの中に最低限の救急セットを持っておけば、その場で簡単なケアができます。 おすすめは、ケガの部位を洗い流す水、消毒薬、バンテージ、とげ抜きなど。これだけあれば、とりあえずの応急処置が可能です。 バンテージは間違ってワンちゃんが食べてしまう事故が起こることも。置きっぱなしにしてワンちゃんがかじったりしないよう気を付けてくださいね。

チェック9)車内の安全対策もぬかりなく

Jack Russell Terrier-cross puppy sitting on car seat wearing harness attached to seat belt

走行中にワンちゃんが誤ってドアをあけてしまわないよう、チャイルドロックは必ずセットするようにしましょう。 また、パワーウインドウのレバーを押してしまうことも。そんなときに便利なのがワンちゃん用のシートベルトです。後部座席のヘッドレストにセットしてハーネスで固定するタイプが主流。 これがあれば、SA休憩などでの飛び出しを防ぐことができ、とても安心です。

チェック10)車内でウンチを運ぶための便利グッズ

普段のドライブではなく、何泊か過ごす旅の場合、車に数日分の排泄物がたまってしまうことも。 車内への匂いモレを防ぐために、ベテラン飼い主さんたちはいろいろ工夫をしているようです。 たとえばタッパーや、ジッパー式保存袋にしまう方法などが便利だそう。また、人間の赤ちゃんのオムツ用バケツを使う方もいるようです。 ウンチ袋も、医療用の素材を使用した、その名も「うんちが匂わない袋」という製品なども出ています。 ワンちゃんとの旅行、準備万端の上、楽しく思い出に残る旅にしてくださいね!