輪行という言葉をご存じでしょうか?

サイクルファンなら馴染みのある輪行という言葉ですが、 一般の方の場合、もしかすると初めて耳にする言葉かもしれません。 輪行とは自転車を運びながら、電車や船、飛行機などを利用して旅をすることを言います。

★Wikipediaの定義によると?

輪行(りんこう)とは、公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して、自転車を運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。公共交通機関を利用しない自走以外の移動(例えば自家用車積載)は輪行とは呼ばない。

輪行のメリットとは?

輪行のメリットは遠い場所に移動することが出来るということです。 新幹線や船、電車やバス、飛行機を利用すれば、日本国内だけではなく海外も移動可能です。 また途中で、身体の不具合があったり、自転車が故障したりするなどのハプニングがあっても 臨機応変に予定を変更することも可能です。

輪行袋を用意しておこう!

輪行袋とは、自転車を入れる袋のことです。輪行するための必須アイテムでもあります。 例えばロードバイクの場合、車輪を外して輪行袋に入れれば、 新幹線や電車、バスなどの公共機関の乗り物に手荷物として持ち運ぶことが出来ます。

★必要なアイテムは?

最低限の必需品としては左下の輪行袋、エンド金具の2点。
また、キズや汚れ防止のスプロケットカバー、チェーンカバー、フレームカバーもぜひ揃えておきたいアイテムです。
フレームカバー以外の小物類は、輪行袋といっしょに収納袋に収めておくのがおすすめです。

★輪行袋はいくらぐらいするの?

輪行袋は5000円から1万円ぐらいであります。 自転車を輪行袋に入れるのに、最初、慣れないうちは時間がどうしてもかかってしまいます。 最近では、簡単に初心者でも入れやすいように工夫された輪行袋がありますので、 自転車が入れやすい輪行袋を探してみるとよいでしょう。

観光地を自転車で回ろう!

飛行機や新幹線、電車などで旅行した場合、空港や駅から近い観光地なら徒歩で観光したり、 遠い場合には、タクシーなどを利用したりして観光することもあるのではないでしょうか。 しかし自転車を輪行袋に入れて持ち運ぶ輪行なら、観光地を自由に自転車で回ることが出来ますので、 行動範囲も広がり、時間も効率的に使うことが出来ます。 旅のスケジュールはハプニングに備えて余裕をもって計画しておきましょう。

★旅の醍醐味はやはり地元の名産を味わうこと

旅の醍醐味はやはり、おいしい地元の名産を味わうことだと思います。 歩きだと、時間がかかってしまいますが、自転車なら、身軽に行くことが出来ますね♡ スマホやタブレットなどで美味しいお店を検索しておくといいですね♪

★最初は近場から楽しもう!

ロードバイクで輪行を楽しむのなら、最初は近場から楽しみましょう。 電車を利用する場合であれば、乗り換えルートや駅周辺の施設、 自転車でどこを回るのかをある程度スケジュールを決めておき、輪行に挑戦してみてください。 国内で何度か経験し、少しずつ距離を伸ばしてから、今度は海外の輪行に挑戦してみるのもよいでしょう。

初海外輪行では日本から近い台湾がオススメ!

台湾なら飛行機で3時間から4時間ほどで行くことが出来、サイクリングを存分に楽しむことが出来ます。 何故、初海外輪行で台湾がお勧めなのかといえば、台湾は自転車王国であるからです。 日本のコンビニも台湾内にいくつもありますので、食事も困ることはありません。 日本と同じようなおにぎりやサンドウィッチ、ペットボトルのドリンクもおいてあります。 また台湾は鉄道が発達しており、しかも自転車を分解せず、そのままの状態で車内に持ち込むことが出来ます。

台湾の夜の街を楽しんでもいいですね♪

あなたも輪行の旅に出てみませんか?

いつもとは違う見知らぬ土地で、颯爽と自転車を走らせることは、さぞかし気分のよいことでしょう。 輪行の旅は大変そうなイメージがありますが、予め下準備をしておけば楽しい旅になります。 出掛ける前には事前に、スケジュールをしっかりと立てておくといいですね♪