紫外線の基礎知識

正しい防御にはまず紫外線のことを知ることが大事ですよね。
日焼け止めを選ぶ際にも「何となく数値が高いと効果ありそうだから」と選んでしまいがちですが、まずは肌に影響を与える紫外線は2種類あることを知っておきましょう。
日焼けというと、肌が黒くなったり炎症を起こしたりという、変化のわかりやすい部分にだけ目が行きがちですが、実はじわじわと老化を進行させるやっかいなやつなんです!

UV効果をうたった日焼け止めに書かれている「SPF」と「PA」という単語にも注意してみましょう。「SPF」というのは主にUVBの防止効果を指します。「PA」はUVAの防止効果で+(効果がある)〜++++(極めて効果が高い)の4段階があります。

UVAとUVB、それら両方の防御を行ってこそ、本当の「紫外線対策」なのです。
▲長袖だからと油断せず、きっちりスキンケアから始めましょう。

紫外線をカットするためのアイテム

UVAとUVB、それぞれの対策が必要なことは、基礎知識でおわかりいただけたかと思います。とはいえ、防御のためにファッション性や快適さをおざなりにはしたくないのが、女心というもの。

普通のファッション+αで、サイクリングの際に付け加えるアイテムから取り入れてみる、というのがおすすめです。

ちなみに先ほど「SPF」の話をしましたが、衣類などに使われる基準は「UPF」となり、通常(20分)に対して何倍の時間を防ぐのかで表示されます。紫外線防止アイテムを選ぶ際の指標として、ぜひチェックしてください。

またサイクリング専用ではなく、選択範囲をアウトドアウェアのメーカーまで広げると、機能性もありながら、デザインやカラーバリエーションも増えます。なぜなら標高が1,000m上がると紫外線は10%増えると言われており、山ガールたちのお悩みを解決するために(?)、各メーカーともファッション性もしっかり加味した商品をリリースしているからです。

もちろん、ここに挙げた以外にもサングラスは必須。目が炎症を起こすことで「メラニンを作れ!」と脳が反応することが知られています。UV効果と運動時の落下防止の工夫がされているアウトドア仕様のサングラスでも、ボストン型やウェリントン型を選べば普段使いもOK。オシャレと両立可能ですよ。

ジャケット&パーカー

普通の長袖シャツを羽織るよりも、きちんと紫外線遮断効果がある機能性ウェアを選びたいもの。アウトドアユースを基準に考えられているので、通気性や防臭機能が付加されているなど、紫外線を防ぐだけでないメリットもあります。

モンベル クール パーカ Women's

画像出典:モンベル

白色でも90%以上の紫外線を遮蔽するウイックロン クール®という生地を使用。凹凸を持つ肌面は通気性も肌触りもよし。前チャックのフルオープンタイプなので、さっと羽織りやすく、エアコンの防寒を兼ねても持っているといい1着。

アームカバー

暑い季節に長袖を着るのは抵抗があるという人にオススメなのがアームカバー。さっと自転車に乗る時だけ取り出してつければいいので、ファッションコーディネートの邪魔にならないのが利点。手の甲や手のひらをどこまで覆うかを、グローブとのコンビネーションや好みで選べる種類の豊富さがあります。

パールイズミ コールドブラック®アームカバー

画像出典:パールイズミ

1964年よりサイクルウェアを生産しているメーカーだけに、サイクリストに適したディテールが特徴的。直射日光の当たらないヒジ部はメッシュを使用するなど、細かな配慮がなされている。生地はコールドブラック®という、UPF50+かつウェア内の温度を下げる機能を持っている。

モンベル WIC.クールフィンガーレスグローブ ロング Women's

画像提供:モンベル

ロング丈でヒジまでしっかりと覆えるタイプ。手のひら部分には滑り止め加工がしてあるため、ハンドルを握る手も滑らず安心。カラーバリエーションも4色で低価格というのは、さすがモンベル。ウイックロン クール®を使用した紫外線遮断効果もばっちり。

価格:1,990円(税別)
サイズ:S、M、L
カラー:ブラック(BK)、カーネーションピンク(CAPK)、ライトライム(LTLM)、シルバー(SV)

モンベル クール シェイドカフ アームカバー

画像出典:モンベル

こちらも「WIC.クールフィンガーレスグローブ ロング」と同じモンベル製品ですが、手甲をヒントにデザインされたもの。手の甲は生地に覆われている一方、手のひらは素手になるので、夏に手袋状のものをつけることがストレスに感じる人にはおすすめ。

フェイスカバー&キャップ

「自転車で長距離を走る」という人は、メイクやスキンケアに加えて、フェイスカバーを使用するというのも、防御手段のひとつ。立体的にカバーする本格的なものから、ネックゲイターの延長で使えるファッショナブルなものなど選択肢も色々。キャップやハットを選ぶ際には、つい日焼け止めも塗り忘れがちな首周りをバックシェードでカバーできるタイプを探してみてくださいね。

パールイズミ UVフェイスカバー

画像出典:パールイズミ

本格派サイクリスト仕様のフェイスカバー。デイリーユースには少しハッとするデザインですが、4段階のサイズ調整機能によるフィット感の良さなど、運転時のずり落ちなどを考えると安心感があります。口元は呼吸がしやすいように開け閉め可能。

モンベル ステンレスメッシュ ハット

画像出典:モンベル

スペーシーなシルバーカラーは、太陽光線を遮光するためのもの。メッシュ素材のため通気性が良く、快適さをキープ。柔らかい仕様のツバは風の抵抗を受けにくいため、自転車を乗る際にもぴったり。陽光の乱反射を防止するためひさしの裏側に黒色の生地がついています。

パタゴニア サンマスク

画像出典:パタゴニア

筒状に縫われたサンマスクはフェイスカバーとしてだけでなく、ヘッドバンド、ネックゲイターなど、使い手のアイデア次第で多用途使用が期待できます。フラットシーム仕上げで肌触りも◎。もちろん生地はUPF50+。

夏用フルグローブ

意外といちばん日焼けしてしまうのが、手の甲。自転車に乗る安全性の面でもグローブをしておくことをおすすめします。様々な動作で使う指先部分は、タッチパネル対応などもあるので、自分の用途に合ったものをチョイスしましょう。

ゴールドウィン グローブ

画像出典:ゴールドウィン

手の甲にはUPF40以上の素材を使用。手のひら側は蒸れにくいようにグリッドニットになっていて快適。スマホ操作や細かな作業がしやすいように、親指と人差指が出せるようになっているのが便利。

カペルミュール サイクルロンググローブ

画像出典:カペルミュール

東京発のサイクリングウェアブランド・カペルミュール。街乗りでも馴染みやすいメランジ(霜降り)生地を使ったデザイン。UPF50+の紫外線対策効果もありながら、衝撃を和らげる低反発スポンジのや手のひら部分に滑りにくいスウェード調生地を使うなど、自転車乗りらしいこだわりも。タッチパネル対応。

おわりに

半袖やノースリーブでファッションを楽しみたい、これからの季節。
ちょっとした+αアイテムを加えることで、日傘がさせないサイクリングでも紫外線カットをしやすくなります。バッグにさっと入れて、必要な時に使えるものが多いので、オシャレを楽しみながら、美肌キープしましょう!