気軽に自転車通勤

誰もが気軽に使える交通手段として優秀な自転車ですが、ただなんとなく乗ってはいませんか? 「自転車通勤の必需品」を揃えるだけで、利便性が向上するかもしれません。 自転車通勤を快適なものにするためにも、今回ご紹介する必需品は揃えておきたいところです。 他にも、あると便利なアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

揃えておきたい必需品!

レインウェア

レインウェアといっても、100均で買えるものから、数万円もするものまで価格帯の幅は広く、 値段が上がるにつれて高機能となっています。 金額によって何が変わるのかと言えば、耐水圧、浸透度、服の重さなどです。 耐水圧というのは、雨水がどれくらい染みこみにくいかを表す数字です。 数字が大きければ大きいほど、防水性が高くなります。 一般的なレインウェアは、2,000mmからです。 自転車を漕いで進む、自転車に乗っているときの風圧などを考えると、 10,000mmくらいの耐水圧があると安心です。 透湿度というのは、蒸れにくさを表す数字です。 レインウェアの外に汗を出してくれる、と考えてください。 軽い運動をすると、一時間で約500gの汗をかきます。 自転車は意外と多く汗をかくので、もう少し透湿性の高いものを選ぶと良いでしょう。 また、レインウェアは持ち歩くものなので、大きさや重さもポイントになります。 あまり重すぎても不便ですし、大きすぎてもかさばってしまいます。 機能性だけでなく、サイズにも注目してみてくださいね。

防犯アイテム

自転車の盗難被害は多く、防犯アイテムは必須です。 メインのロックだけでなく、サブもつけましょう。 ワイヤータイプのもの、チェーンタイプのもの、U字のものなど、さまざまなタイプがあります。 乗っている自転車の種類に合わせて選んでくださいね。 また、自転車用の警報装置も販売されています。 自動車同様、自転車に異変があればアラーム音が鳴るものがほとんどですが、 ついているだけでも十分盗難防止になるでしょう。

ヘルメット

ヘルメットってなんだかダサいイメージだし、たかが自転車通勤くらいで付けなくても・・・とは思わないでください。 自転車は車道を走ります。いつ、どんな事故に遭うかわかりません。 少しの手間を惜しんで大事故に巻き込まれたときを考えれば、惜しいものではありませんよね。 それに、自転車のヘルメットはとても軽く、通気性、デザイン性に優れたものがたくさんあります。 値段は数千円から数万円までさまざまですが、 日本自転車競技連盟(JCF)公認のものは、レースにも出場できるくらい性能が保障されています。 お値段が少し張りますが、購入を検討する余地はありそうです。

ヘッドライト・テールライト

車に乗っている方は経験したことがあるのではないでしょうか。 夜間、無灯火の自転車が近づいているのに気づかず、間一髪! ヒヤッとしますし、もしものことを考えるととても怖いですよね。 自転車のライトは、夜道を照らすだけでなく、他の人に気づいてもらう役割をも担っています。 事故を未然に防ぐためにも、ライトは必須アイテムです。 また、自転車のライトには、大抵防水機能がついていますが、 あまり雨ざらしにするとサビなどの原因になりますので、雨に濡れたら拭く、 使わないときは室内で保管するなどして大切に使いましょう。

空気入れ

空気入れは地面に立てて使うフロアポンプと、 走行時に携行してパンク修理時などに使う小型の携行ポンプの2種類があります。 どちらも揃えておくと、通勤時のパンクなど緊急事態にも対応できます。 自転車のタイヤはきちんと空気を入れておかないと、パンクする可能性が高くなります。 安全に乗るためにも、毎日の空気点検を心がけましょう。

あると便利なアイテム

使い捨て携帯靴カバー

雨のとき、靴が濡れないためにもおすすめアイテムです。 自転車に乗ってレインウェアを着ていれば、体は濡れませんが、靴はびっしょり濡れてしまいます。 濡れた靴ってなんだか気持ち悪いですよね。 不快感を募らせないためにも、持っていると便利です。 使い捨てではないものも販売されており、そちらであれば可愛い色や柄などもあります。

裾止め

ママチャリではあまり気にならないかもしれませんが、 クロスバイクやロードバイクでは、チェーンが剥き出しになっています。 ズボンの裾が巻き込まれたり、接触したりすると、チェーンの油で裾が汚れますし、何より危険です。 そこで、裾止めを使うことで、汚れを防止することができます。 スーツで通勤されるようなら必須アイテムでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 必須アイテムはもちろん、便利なアイテムは他にも多数ありますので、 お気に入りの一品を見つけて快適な自転車通勤のために、ぜひ使ってみてくださいね。