近年、趣味として人気が高まり、各地で多くのイベントも開催されるなど、スポーツバイクマーケットは拡大しています。しかし、悲しいことにその盗難被害は後を絶ちません。
そこで、au損保はスポーツバイク専門メディア「Cyclesports.jp」を運営する株式会社八重洲出版と共同し、自転車の盗難被害にあわれたことがある321名に、被害に関する調査を実施。
本記事では、調査で明らかになった盗難被害の実態と、皆さまから募集した盗難被害体験の一部をご紹介します。皆さまの大切な愛車を守る参考になれば幸いです。

(1)どんな人が被害にあっているのか

スポーツバイク歴は関係ない!

被害経験者のうち66%は、スポーツバイク歴5年以上でした。そのうち5人に1人は2回以上も被害にあっているようです。ベテラン=盗まれないということではありません。
被害金額は10万円未満が69%となっており、高価な自転車やパーツだけが狙われるというわけではないようです。
自転車に関する知識や、ライドスキルは自転車歴が長くなれば自ずと向上していくものですが、盗難に関しては「ベテランだから盗まれない」ということではありません。また驚くべきは、85%の人がカギをかけているにも関わらず、被害に遭っているということです。あなたのスポーツバイクライフには、常に「盗難」というリスクがつきまとっているようです。

一方、カギをかけていなかった人に理由を聞いたところ「短時間だから大丈夫だと思った」、「うっかり忘れた」との回答が大半でした。ちょっとした油断を犯人は見逃していないということですね。

(2)被害にあいやすい場所と時間帯

自宅敷地内でも油断禁物!

被害に遭った場所で最も多いのは、コンビニやカフェ、「レストランなどの立ち寄り先」(41%)でした。やはり外出先では注意が必要である事が分かります。意外にも、その次に多いのが「自宅敷地内」(22%)で、自宅で被害に遭った人の21%が未施錠という結果でした。全体の未施錠率が15%であることと比較すると、自宅敷地内では油断しがちなのかもしれません。

夕方以降に注意!

自転車本体の盗難は、暗くなって犯行が目立ちにくい夕方以降の時間帯に多く発生しています。安全な場所にバイクを保管しておきたいところですね。パーツは日中に盗難被害にあいやすい傾向があるようです。

3)何を盗難されているのか

外して持ち歩くしかない!?ライトも盗難の対象に。

特にイベント会場では要注意です。盗難比率は、60%(自転車本体):40%(パーツ)と近い割合になっています。自転車本体のみならずパーツを外されてしまうことを意識しておきたいところです。パーツのなかで最も盗難被害が多いのが、「ライト」(45%)でした。金額だけで比較すればサイクルコンピュータよりも安価なものが多いライトですが、意外と狙われているので要注意です。
ライトの次に被害が多いのが「サイクルコンピュータ」(17%)でした。自転車から離れる際には取り外して必ず持ち歩きましょう。

また、イベント会場での盗難被害については、パーツの盗難率(63%)が高いようです。サイクリストばかりだからと安心しすぎないよう、警戒する必要があることが分かります。

(4)探し方と発見率

被害にあったら、戻ってこない!?

被害にあった自転車やパーツが発見されたか?についても聞いてみました。その結果、発見率は自転車本体で21%。パーツに至っては、わずか2%にとどまりました。
盗難された自転車やパーツを探したか?について聞いたところ、驚くのは、探さずに諦めている人が半数近くいらっしゃるということです。

捜索方法別の発見率を見てみると、SNSでの呼びかけはあまり効果がないようですが、オークションサイト等を監視して発見につながったケースもあるようです。特に、警察への被害届の提出は、直接発見につながるきっかけにもなるようですので、必ず提出しましょう。
発見できた人のうち64%は、1か月以内に発見しています。発見できた人のその他の捜索方法で特徴的だったのが、被害発覚後に「付近を捜索した」という回答でした。「友人達が日々目配せしてくれ、近所の空き地に乗り捨てられていたのを見つけてくれた」など、周囲の人と協力して捜索したという回答もありました。

どんな被害にあった?みんなの被害体験談

街の通りで自転車を盗む泥棒
では実際に盗難被害にあった方は、どのような経験をされたのでしょうか…。SNS上で募集した皆さんの体験談の一部をご紹介します。

鍵だけ・・・?

鍵を締めて駐輪場にとめて3時間後....戻ってきたら鍵だけ盗まれてました。ダイヤル形式なので番号をめんどくさがって一個ズラすだけにしていた自分も悪いけど、なぜ鍵だけ....それ以来、普通の鍵形式に変えました。(slotbryanさん)

遠く離れた地で…

3年ほど前に東京駅の駐輪場でロードバイクの盗難被害に遭いました。鍵はしていたものの、見事にワイヤーを切断されて盗まれてしまいました。鍵をしたことに安心してしまい、自分の危機意識の無さを改めて痛感した出来事でした。
自宅から遠く離れた場所での被害なので、情報もなかなか得られなく、窃盗犯への許せない気持ちだけが残りました。(SHさん)

5回もの被害経験

小学生の時、誕生日の前日に買ってもらった自転車で誕生日当日習い事へ。約30人分の自転車の中に駐輪して、習い事終わりに見ると私の自転車だけ盗まれた。鍵も二つ付けてたのに…散々な誕生日になりました。そこから今まで5回盗難被害に…家の敷地内に置いてても盗まれる(_sa_e_koさん)

恥ずかしい思いも…

スーパーに停めたママチャリを盗まれました。
交番で盗難届に40歳と記入していたら、幼稚園児だった息子がママ40歳なの?35歳って言ったのに嘘なの⁉︎ママ嘘ついたー!と大騒ぎ。お巡りさんたちもクスクス笑い
盗難に遭って悔しいやら、恥ずかしいやら(sheryshe1996さん)

いかがでしたでしょうか?
近年、SNSの普及などから自力で探す手段も増えていますが、今回の調査では、発見に至る確率はとても低いことが明らかになりました。大切な愛車を守るために、少しの時間でも目を離す際は「常に盗難のリスクと背中合わせであること」を意識したいですね。

大切な愛車のために、万一への備えをおすすめします。
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調査対象: 自転車本体やパーツの盗難被害に遭われたことがある人
サンプル: 321名
調査方法: インターネット調査
実施時期: 2018年6月28日~7月8日
注)各項目の構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
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