柴犬ってこんな犬です

柴犬は6種類の日本犬の中で最も小さな身体と愛嬌のある顔付きが好まれています。 昔から多くの家庭で飼われているので、一度は目にしている方も多いと思います。 その人気は今や世界中に広まっていて、海外の柴犬愛好家の姿もテレビやインターネットで見る機会が増えていますね。

性格

基本的に柴犬は忍耐強く小さな体にもかかわらず非常に勇敢なので、長い間番犬として飼われていました。 独立心も強いです。

柴犬は主人、家族に対して忠実で深い服従心をもち、大胆でありながら沈着で、かつ冷静な判断力を持つ日本犬です。

しつけの必要性

人間社会にはいろいろなルールや道徳がありますね。その中には犬たちにとっては理解できないないルールや理不尽なルールがたくさんあるかもしれません。(私たち人間でさえ守りきれていないルールや納得のいかないルールはあるものですよね。)それでも、愛犬たちは好き嫌いに関わらず、人間社会のルールに従って暮らしていくことを求められています。

これらのルールに従って暮らすことで、犬たちは人間社会の中でより安全に暮らすことができます。(これもしつけの目的に1つにはなります。)

一番最初はトイレトレーニングから始めてみよう

柴犬を家族に迎えて最初にしつけることは、やはり『トイレトレーニング』だと思います。 昔は屋外で柴犬を飼う家庭が多かったのですが、近年では屋内で飼う家庭も増えています。 そこで、今回は屋内飼いの柴犬のトイレトレーニングについて調べてみました。

トイレのサイズと設置場所は?

室内に設置するトイレのサイズとしては、成犬であれば70×50cm程度の大きさのものが使用しやすいようです。もちろん、体格や排泄時のくせなどによっては、多少大きかったり小さかったりしても構いません。しかし、子犬の時期にトイレが大き過ぎると、落ち着いて排泄できずになかなかトイレを覚えられないことがよくあります。成長に合わせてトイレのサイズを変えるようにしましょう。

サークルを用意したら、寝床にする場所とトイレにする場所から少し離れた位置に設置します。 犬は元々綺麗好きなので、自分の寝床のそばで排泄することは好きではないのです。 特に柴犬はとても綺麗好きの傾向がありますので、出来るだけ離れた位置に設置しましょう。 トイレの場所が寝床に近すぎると、トイレを失敗する原因にもなってしまいます。 また、騒がしい場所や人の出入りが激しい場所では柴犬も落ち着いてトイレが出来ませんので、サークル自体を部屋の壁際や隅に置くようにしましょう。 トイレをしっかり覚えるまでは絶対にトイレの場所を変えてはいけません。 柴犬はニオイと場所を関連づけてトイレを覚える為、トイレの場所を変えてしまうと混乱してしまいます。 サークルやトイレの位置は飼う前に決めておくと良いかもしれませんね。

トイレサインやトイレのタイミングでトイレに連れて行ってみよう

一般的に寝起き、食後、運動後がトイレに行きたくなるタイミングです。 また、くんくんと床の匂いを嗅いでいるのもトイレを探しているサインですので、そのタイミングでトイレに連れて行ってあげましょう。 排泄を始めたら「おしっこチー」など声がけをして、トイレで排泄イコールおしっこという事を結びつけるようにしましょう。 トイレが終わったらしっかり褒めてあげて下さいね。

トイレが成功したらサークルの外で思いっきり遊ばせよう

トイレが成功したらサークルの外に出し、30分程度遊ばせてあげましょう。 この時もサークルの扉は開けたままにしておいた方が、すぐトイレに連れて行けます。 子犬の内は1~2時間ほどの間隔で排泄することがあるので、遊んだあとは再びトイレに誘います。 これは一つの例に過ぎませんが、トイレを覚えるまで生活空間をサークル中心とし、トイレに成功したら外に出して遊んであげるというようにすると、「トイレをすると遊んでもらえて嬉しい」と思うようになり、トイレトレーニングが成功しやすくなります。

トイレトレーニングが失敗してもこれだけはやらないで!

トイレに失敗しても決して怒ってはいけません。 成功したら思いっきり褒める、失敗した時は黙って掃除をする。 失敗したときに怒ってしまうと排泄自体が悪いことだと思ってしまい、トイレ以外の場所で隠れてしてしまうことがあるからです。 柴犬はとても綺麗好きで賢く飼い主に忠実な性格なので、比較的スムーズなトイレトレーニングが出来る傾向があると言われています。 双方快適な暮らしが出来るよう、しっかりトイレトレーニングが出来るといいですね。