犬の保険の上手な選び方のポイント

1.犬に保険は必要?

犬にとって保険は必要か、という問いに関しては、将来を考えた場合は必要不可欠と考える方は多いようです。

犬は犬種により体の大きさも異なるため、一般的に猫よりも保険料がかかり、病気の種類も多種多様です。

また、散歩などの外出もあり、感染症や気候などによる病気のリスクも家猫より高くなっています。 罹患した病気によっては、通院や入院などで多額の医療費がかかってしまうことも考えられます。

そうした事態に陥らないためにも、愛犬にとって適切な補償内容の保険に加入することをおすすめします。

2.犬の保険に加入するメリット

ここからは、犬の保険に加入するメリットについてご説明していきます。

保険に加入していれば、高額な医療費であってもある程度カバーできるので、いざという時、迷わず治療を選べるようになります。

近年は、犬の役割がいわゆる番犬(ガードドッグ)から、より人に近しいコンパニオンドッグ(コンパニオン・アニマル)に変わり、家の中での生活が主流になったことで急速に寿命が伸び、現在は15~17歳くらいまで生きる犬も増えてきました。

そのため、高齢の犬は白内障や心臓病、糖尿病など、人間の高齢者と同じような病気に罹患するリスクが高まっていますが、保険によって医療費の負担が軽減されることで、まめな受診が可能になり、結果的に病気の早期治療・早期回復につなげることができます。

3.犬の保険の上手な選び方

ここでは、犬の保険の上手な選び方を4つのポイントに分けてご紹介します。

ポイント1.発生率が高い症例の補償確認

犬種別に発症率が高い症例が異なりますが、それらが補償されているかを、まずは確認することが大切です。

一般的に、犬はその大きさから体型まで多様性があることから、犬種ごとにかかりやすい病気も異なることが特徴です。

例えば、ミニチュアダックスフンドは胴が長く脚が短いという体型的特長から、椎間板ヘルニアになりやすいというのは有名な話。他にも、アレルギー体質が目立つ犬種や骨格系の先天的異常をもつ犬種などがある。

外耳炎や皮膚炎など犬が共通して罹患しやすい病気と合わせて、その犬種に注意が必要な症例を事前に確認しておきましょう。

ポイント2.補償割合を検討する

大型犬や犬種によっては医療費が大きな経済的負担となってしまうこともあるため、愛犬の健康状態などを考慮して、慎重に補償割合を決めるようにしましょう。 割合が高いほど診療の際の自己負担額が減りますが、支払う保険料は高くなる傾向にあります。

補償される割合は商品によって異なり、30%、50%、70%、80%、100%など様々です。例えば、20万円の医療費がかかった場合、補償割合70%では保険会社が14万円を補償し、残り6万円が自己負担額となります。

なお、多くの保険会社では補償割合を人間の国民健康保険の3割負担に相当する70%、もしくは50%に設定している商品が目立つようです。

ポイント3.生涯保険料を支払えるかを試算する

大型犬や犬種、そして年齢によっては支払う保険料が高くなってしまうため、生涯を通して保険料を支払えるかを試算しておくことも大切です。

例えば、「通院+入院+手術」のプランではなく、「入院+手術」「手術のみ」など、本当に必要なものを選ぶことで保険料支払いの負担が軽減されます。 犬の健康状態や自身のライフスタイルなどを鑑みて、慎重に決めるようにしましょう。

ポイント4.付帯サービスを確認する

犬の保険は補償内容が重要ですが、付帯サービスの確認も大切です。

犬の保険の中には、しつけや健康管理のサポートを付帯サービスとして提供しているものもあります。犬は犬種によって、しつけや健康管理などの方法も全く異なります。安心して暮らしていくためには、こういったサービスを活用するのもおすすめです。

4.犬にとってベストな保険加入のタイミングは?

犬は、1歳未満だと誤飲事故、加齢とともに心疾患や内臓系の障害そして腫瘍、年齢を問わず外耳炎や皮膚炎になることが多いと言われています。

また、近年は飼育環境が良く長寿化してきているものの、今度は高齢化による病気やケガのトラブルが増えています。さらに、医療が高度化するにつれて医療費負担は飼い主に重くのしかかることになります。

加入前にかかった病気の種類によっては、保険会社が契約を引き受けないケースも出てくるので、早めの加入がおすすめといえるでしょう。

5.まとめ

一般的に、犬は犬種やサイズで保険料が異なり、また犬種ごとに罹患しやすい病気も異なります。

犬種ごとに多い症例が補償されているか、生涯保険料を支払うことができるかなど、確認すべき内容は多岐にわたりますが、ポイントさえ上手くおさえれば、愛犬にとって最適な保険を見つけることができるでしょう。