犬用バッグ選びのポイント

まずはワンちゃんも飼い主も快適に過ごせるバッグ選びのポイントをしっかり抑えることが大切です。
デザインが可愛くてもワンちゃんの大きさや犬種によっては不快……なんてアイテムも。
すでに犬用キャリーを愛用中という方もワンちゃんにとって心地良いものなのか今一度チェックしてみましょう。

ポイント1:通気性の良さ

画像出典:erva

フタ付きのキャリーバッグや犬との密着度が高いバッグを選ぶ時は、通気性が良いものを選びましょう。

フタやジップで密閉されるタイプを選ぶ際には、メッシュ素材が使われているか、空気穴が確保されているかを確認。このような素材は目が粗く、ワンちゃんの爪が引っかかってしまう場合があるので、あらかじめ爪を短く切っておくと安心です。ワンちゃんと密着度の高いリュックやスリングタイプでは皮膚に触れる部分の素材が蒸れにくいものをおすすめします。

夏は特に気温が高いので、空気のこもるバッグの中の気温は、外気温より高くなってしまうことも。飼い主が風を切りながら気持ちよく自転車を漕いでいる背後で、ワンちゃんが熱中症になっては大変です。風通しの確保はもちろん、冷却シートを底に敷いたり、頻繁に水分補給をするなど、工夫をしながら環境を整える必要があるでしょう。もっとも、犬は暑さ寒さに弱いので、季節や天候にによっては外出を控えた方がいい場合も。お出かけ先のお天気をチェックして、適切な判断をしたいですね。

ポイント2:底の安定性

ワンチャンの入る空間に少しゆとりのあるバッグを選ぶ場合、底の安定性も重要です。ゴロゴロと引っ張るキャリータイプであればそこまで心配はありませんが、リュックタイプのもので底が不安定だと、ワンちゃんの足腰に負担がかかってしまいます。

人間が背負った時に水平になっているかも重要で、傾いてしまうと背負う側にも負担がかかります。

購入の際には、底と側面のパレット(板)がしっかりしているか確かめ、心配な場合は実際に店頭で試用してみるのもいいでしょう。

ポイント3:フィット感

リュックやスリングタイプを選ぶ場合に大切なのが、サイズ感。犬の体をピッタリ包む設計のため、サイズが合っていないとワンちゃんの体に擦れてしまったり飛び出しの原因になってしまいます。犬種が同じでも個体差があるので自分のワンちゃんのサイズを把握してから選ぶのが良いです。

ポイント4:洗濯が簡単か

丸洗いできるか。乾きやすいか。これは意外に見落としがちなポイントです。ワンちゃんの体に触れ、かつ公共の場で使うものなので、常に清潔に保ってあげるのがベスト。
かと言って、毎回手間をかけるのも大変です。


各メーカー丸洗いできる商品も多くあり、中でも抱っこ紐型のスリングタイプは布やナイロンで作られているので洗濯も簡単です。リュックなど丸洗いできないものであれば、背負った時に背中に触れる部分の通気性が良いと、人間の汗も乾きやすく清潔さを保ちやすいでしょう。

愛犬と一緒にサイクリングができるアイテム

各メーカーともバリエーション豊富/かつ機能性も高いものが多いので、比較してもなかなか決めづらいのが事実。ワンちゃんを飼っている方にお話を聞くと、何種類か揃えてシーンや季節によって使い分けるというのも珍しくないようです。

今回は自転車に頻繁に乗るという愛犬家の方にお話を聞き、厳選したものをご紹介します。

K9 スポーツサック AIR(エアー)

画像出典:K9 SPORT SACK

世界中に愛用者がいる人気ブランドのリュックです。デザインがシンプルでスタイリッシュ。バイオテクノロジーを元に設計されており、ワンちゃんが無理のない姿勢を保てるようになっています。

サイドは通気性を保てるようにメッシュ素材。丸洗いも可能です。サイズの調整が可能なストラップもあるので個体差に合わせ微妙なサイズ調整にも対応。

ドリンクやスナックを入れるポケットも備え付けてあり、荷物を少なくして身軽なまま出かけることができます。コンパクトに折りたためるので収納にも困らないというのが嬉しいポイント。

モンベル ドギーキャリングパック

画像出典:モンベル

アウトドアブランド「モンベル」の人気商品。しっかりとした見た目をしながら、重さは約980gと軽量。「リュック」「斜めがけ」「前抱え」の3WAY仕様なのも魅力的です。

何と言っても好評なのが、アウトドアブランドならではの体へのフィット感。丈夫なストラップがしっかりと固定してくれ、底にあるパレットがリュックの形状を綺麗に保ってくれます。自転車のお出かけだけでなくアウトドアにもワンちゃんを連れて行くことができるため、アクティブな飼い主さんにおすすめです。

erva(エルヴァ) ドッグスリング

画像出典:erva

手軽さが特徴のスリングタイプ。人間の体にかなり密着するので抱っこしている感覚に近く、キャリーよりもこのタイプを好むワンちゃんもいるそうです。ちょっとした近所へのお出かけや雨の日に重宝します。ただ、シンプルな設計なだけに強度や使いやすさが気になるところ。

そんな方にご紹介したいのが、ervaのスリングです。

第三者機関による強度実験を行い、耐久性は確認済です。
また、着用時に心配なのが肩や腰への負担。ervaのスリングはもっとも負担の少ない人間の重心に抱く位置が固定されるような設計がされていたり、紐の生地や素材を工夫することで肩への食い込みを防止するように工夫されています。

デニムやメッシュ素材などバリエーションも豊富にあるので、季節に合わせて揃えればお出かけがより一層楽しくなるかもしれません。

RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) ドギー KF834

画像出典:RIXEN&KAUL

RIXEN&KAULは自転車用バッグを販売するドイツのブランドです。こちらの商品は自転車の前に取り付けるタイプのもの。日頃から自転車移動が多い場合や、背中に背負うことに抵抗がある場合などに利用したいバッグです。

カバーはビニールで透けているため、中の様子もよく見えて安心。顔はカバーの脇の空いているところから出せるようになっています。完全に穴がふさがらないので、飛び出しには十分注意したところ。カラーやハーネスに繋げられるストラップが付いているので、ちょっとしたお出かけでも必ず繋ぎましょう。

おわりに

自転車を使うと普段はなかなか行きにくい遠い場所にも足を延ばすことができます。それが愛犬と一緒であれば楽しみも倍増するはず。ピクニックやカフェ巡り、海や山など自然溢れるエリア、まだ訪れたことのない場所に行ってみるのはいかがでしょう。


快適で安全にお出かけするためにも用途に合ったバッグを選び、ぜひ愛犬とのサイクリングにトライしてみてください。