自転車の安全性・メンテナンスに関わる変速機の違い

自転車通学をする際、平坦な通学路であれば変速機はいりませんが、アップダウンがあるような通学路だと元気な中高生でも変速機が必要になります。この変速機は内装式と外装式に大別されます。内装変速機の場合は自転車の変速がいつでもできますが、外装変速機では走行中のみ可能になります。メンテナンス性の面では内装変速機・外装変速機ともにワイヤの調整が要りますが、外装変速機はそれに加えてこまめな注油も必要になります。
また、変速機のない自転車と比較すると、価格が高くなったり重量が重くなる面もあります。変速機なしの自転車と変速機付きそれぞれの自転車の特徴は以下をご覧ください。変速機がむき出しの外装式は自転車を使うにつれて汚れたりサビたりしがちですから、通学用自転車にはやはりメンテナンスの手間がかからない内装式がおすすめです。

また、内装式なら停車中も変速できるので、走り出しはいつも軽やかです。 一般的に変速機は段数が増えるほど変速はなめらかになり快適に走れるようになりますが、その一方で価格は上がります。アップダウンや信号などの通学ルートを考慮して必要な段数を選びましょう。
自転車変速機の種類と安全性・特長

自転車変速機の種類と安全性・特長

チェーンよりメリットの多いベルトドライブ

ペダルの回転を後輪に伝えるものといえばチェーンが当たり前でしたが、最近ではベルトを使った自転車も登場しています。ベルトドライブは注油が不要で、伸びたり切れたりすることもまずありません。
また、オイルによる衣服の汚れは皆無で、自転車運転時の音も静か。足にかかる負担も軽減されてと、まさにいいことづくめです。ただ、ベルトドライブの自転車は選択肢が限られますし、 人によっては「もっと踏み応えのある操作感のほうがいい」と感じることもあるでしょうから、 その場合は通学用自転車にチェーンドライブを選ぶとよいでしょう。

自転車の安全性を高めるローラーブレーキ

自転車走行時の安全を支える最も大切な部品がブレーキですが、目立たない存在だからでしょうか、乗っている自転車にどんなブレーキが付いているか意識されることはあまりないようです。ブレーキを選ぶ際の欠かせないポイントは音鳴りの有無。音鳴りは単にうるさいというだけでなく、必要なブレーキ操作をためらう理由にもなります。今は音鳴りがしにくく、軽く握ってもよくブレーキが効くローラーブレーキが大半になりましたから、それが通学用自転車を選ぶ判断基準のひとつとなります。

仮に音鳴りがした場合も、ローラーブレーキならグリスを注すだけでほとんど収まってしまいます。かつて主流を占めていたバンドブレーキは、油分がついたとき音鳴りがしやすく、しかも油分を取り除いてもやまないときがあります。そうなるとブレーキ本体を交換するしかありません。

自転車タイヤのパンクトラブルを防ぐコツ

通学用自転車において発生するトラブルの代表格ともいえるパンクも、未然に防ぐことができます。 ポイントは接地部の厚みを増したタイヤや、接地部を異物が貫通しにくい素材にしたタイヤを選ぶこと(両方を兼ね備えたものもあります)。ただし厚みを増しただけのタイヤは重量も増し、軽快感が損なわれてしまいます。やはり多少高価であったとしても、接地部を貫通しにくい素材としたタイヤがいいでしょう。

また、ちょっとした気配りをするだけで、パンクの発生を減らすこともできます。ひとつはタイヤの空気圧を適正に保つこと。空気の抜けたタイヤは抵抗が増し、乗り心地が劣るだけでなく、段差にぶつかったとき中のチューブがはさまれて穴が開いてしまいます。もうひとつはパンクしにくい走り方をすること。前述した通学路の段差や、パンクの原因となるガラスや金属の破片がたまりやすい道の端を避けて走ればいいわけです。 また、直射日光や水分によってタイヤのゴムが劣化しますから、屋外で屋根のない場所よりも屋根のある駐輪場に通学用自転車を置き、それらを避けることも必要です。

通学の行き帰りにタイヤがパンクしてしまうと、学校に遅刻したり帰宅が遅くなったりします。それですめばよいですが、下り坂の途中で前輪がパンクしようものなら、自転車はコントロールを失ってとても危険な状態に陥いるため注意しましょう。
自転車向け保険ならau損保