オススメのルートを知っておこう

瀬戸内海横断自転車道(広島県尾道市~愛媛県今治市、80.4キロ)
 本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」に並行するように走り、美しい風景を楽しめる。魅力の一つが、自動車も通る本四架橋=写真=を渡れる点。三連つり橋の「来島海峡大橋」、塔から斜めに張ったケーブルで橋を支える斜張橋の「多々羅大橋」など眼下に海を眺めながら走るコースはまるで「空中サイクリング」(中村博司さん)。橋の通行料金は計500円。レンタサイクルも充実。
 「距離が長く、瀬戸内海を見ながら走れる気持ちの良い道」(山口博久さん)、「初心者からベテランまで楽しめるコース。健脚ならそれぞれの島を一周すると走り応えがある」(門岡淳さん)
江戸川の土手を利用した全長約40km(三郷市~幸手市)、片道約2時間のサイクリングコース。南に下ると葛飾区のサイクリングロードに通じ、柴又帝釈天や矢切の渡しの近くまで足を延ばすことも可能です。また、橋を渡ると千葉県側のサイクリングロードを利用して周遊することもできます。(約1時間半~2時間)

おすすめのルートになっているところは、自転車で走りやすいような道路に整備されているところもあるので、 無理なく楽しみながら走ることができます。 自分で新しい道を探索しながら走るのも楽しいのですが、特に初心者の方で不安な方は、 最初におすすめのルートとして評判なところからチャレンジすると良いでしょう。

風景を中心にルートを考える

普段都市部や街中で仕事をされている方は、 田舎のようなのどかな風景で、空気が良いところへ行きたいと考えるかもしれません。 あまり車も通らないような自然豊かな場所で、自転車旅行にはピッタリなルートもあります。 ゆっくりとした気持ちで景色を眺めながら、自転車旅行を行くのは気持ちが良いでしょう。 季節によって木々の葉の色も変わりますので、コントラストを楽しみながら走行ができます。

主要国道から始めてみよう

田舎の方が空気も良く自動車も少ないというメリットがあるのですが、 いざという時に何もお店がないというデメリットもあります。 様々なルートを走行して経験も高い方であれば問題ないですが、 初心者で始めたばかりだという方は、まず主要国道を中心に走行しましょう。 車が通る道なので飲食店やコンビニ、道の駅などもあり何かあった時に寄りやすいです。 道の中に入り過ぎてしまうと、お店も家もなく、 緊急時に電話をしても電波が届かない場所だった、という事も考えられます。 困った時に助けを呼べず、自分でなんとかしなければならない事態も予測できます。 主要国道の山沿いであれば、比較的に山道であっても起伏が少ない道路も多く、 自転車で旅行もしやすいでしょう。

慣れてきたら標高が高いところにもチャレンジを

自転車で旅行に行く時は荷物も積んでいるので少し大変なのですが、 標高が高いところをルートにすると絶景を堪能しながら走れます。 坂が厳しいところは自転車を降りて歩いても問題なく、ゆっくりとマイペースでいくと良いでしょう。 初心者の頃は体力がないために辛く感じてしまう場合もあるかもしれませんが、 ある程度体力がついてきて気持ちにも余裕があれば、普段見られない景色を肌や目で感じて楽しめます。

旅行の流れを考えながらルートを決める

自転車旅行のルートを決める時には、まず地図を準備して書き込めるようにコピーを取ります。 そしてスタート地点から片道で走れる距離の1.5倍くらいを半径にして、コンパスで円を描いてみましょう。 その範囲内であれば無理なく旅行ができるようになりますので、 そこから行きたい飲食店やお店を見て、場所を決め目標を作っていくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? ルートの考え方は、自転車旅行が初めてか慣れているかで変えていくのがコツです。 特に初心者の場合は無理がなく、 何か起こってもすぐに対処ができるような環境から始めてみるといいですね! 他にも急遽、電車に乗ったりタクシーを利用する場合もあるかもしれませんので、 輪行できる準備を行っておきましょう。