普段使いにも最適。自転車業界で話題の「おたふく手袋インナー」を試してみました!

おたふく手袋とは

大正15年創業のおたふく手袋株式会社。創業当時から続く高品質な手袋と靴下は業界でもトップクラスのシェアを誇ります。また、現在ではこれまでに蓄積された実績とノウハウにより、作業用全般の製品の製造と販売も行なっており、その機能性の高さから「おたふくブランド」は業界内外から注目を集めています。

紹介するのは、夏も冬もOKの万能インナー

今回ご紹介するのはBODY TOUGHNESSシリーズの「オーバーザファンクション」。「夏、冬、無敵。」というコピーが示している通り、オールシーズンに対応する万能ウェアで、様々あるラインナップの中でも人気の商品です。

現場仕事をされている方向けに販売しているものですが、サイクリストが試しにサイクリング時に着用したところ、その速乾性・保温性がかなり良いと口コミで話題に。今では自転車業界でも人気の商品となりました。

生地はサラサラで、程よいフィット感

検証を始める前に、まずは肝心な着心地をチェック! 品質は、ポリエステル55%・複合繊維30%・ポリウレタン15%と化学繊維で作られています。表面は少し光沢があり、触った感じはサラサラ。コンプレッションウェアと説明書きされていますが、腕回りは少しゆったりとしたシルエットになるため、手を伸ばしたり曲げたりしても突っ張る感じがありません。 男性用と女性用が分かれており、男性はS〜3L、女性はS〜Lと幅広いサイズが取り揃えられています。

検証:1時間のサイクリングをしてみました

今回は女性編集部員が「オーバーザファンクション」を着用しサイクリングを行いました。その日の気温は17℃。走り始めは寒かったのですが、15分も走れば汗ばんできて暑さを感じるような状況でした。1時間みっちりと走った結果、着心地はどうだったのか見ていきます。

各機能について

速乾性

さすがに1時間走った直後は汗によって多少湿っていました。ですが、途中、信号で止まったり、風に吹かれてもヒンヤリと冷えてしまうことはなく、前半45分程度はサラッとした着心地が維持されていました。

驚いたのは、脱いだ後に干している時。そのままハンガーにかけ外に干すと、10分後には元どおりのサラサラになります。

保温性

今回は薄手の長袖Tシャツの下に「オーバーザファンクション」を着て行きました。その結果、”ちょうど良かった”です。中にインナーを一枚挟むことで、身体が暖まる前も寒さを感じることはなく快適に走り始めることができました。冬のちょっとしたお出かけや近所への買い物でも重宝しそうです。

伸縮性

自転車に乗る際に気になるのが伸縮性。一般的なTシャツなどは、ハンドルを握るために前に出した肩や腕の部分が突っ張ることがあり、肩周りが窮屈な思いをすることがあります。ですが、「オーバーザファンクション」は生地の伸縮性も優れており、快適に走ることができました。

まとめ:普段使いもバッチリの「万能インナー」

今回の検証でわかったことは、どの機能を見ても平均点以上で、インナーとして非常に”バランス”が良いということ。 防寒用のインナーは各メーカーから販売されていますが、スポーツシーンや寒暖差の激しい場面で使えるような速乾性に優れたものは少ないのが現実です。また、スポーツメーカーが販売しているインナーは高機能でありながらも高額な場合が多く、普段使い用に揃えるには少しハードルが高いかもしれません。 今回ご紹介したオーバーザファンクションは、あらゆるシーンで使える機能を備えながらも価格はリーズナブルに設定されています。何枚かストックしておけば、サイクリングはもちろん、通勤中の満員電車や飛行機での移動時など普段の生活でもかなり活躍しそうです。